指摘が出ないので不思議であるが、ABXテストそのものも公正であるとは言えない。
ABXテストが公正ではない理由(きりがないので一部)

1,テストそのもので音質に対する固定観念が生じる。
  テスト素材の音が分かっているから。分からなかったとしても
  試行を繰り返せば同じ事になる。あらかじめ測定していればなおさら。

2,数学的に見て、偶然に当てる確率が高い。(と、その先入観)
  テストに用いる素材数にもよるが、ABX(A,B-X)という位なので3〜4素材だろう。

3,テスト環境が不完全。
  シビアな作業である聴き比べにおいて、無響室は必要不可欠である。
  スピーカーやヘッドフォンから出た音は、周りの環境音にミキシングされて
  耳に届く。そのため、-q0 のクォリティは、ただでさえ高音質で区別が難しいのに
  ノイズまみれの一般騒音環境でABXテストを強いる事や、無響室が大げさに感じる
  ならば無知以外の何者でもない。
  ネットで公開している個人のABXテスト結果は全く使えないと思って良い。

よって、先入観を完全に排除することは困難であり、音を聴き分けると言うより、
サイコロ転がして出る目を当てる実験に近い、確率論(統計的?)に収束する
事が分かる。つまり、ABXテストは、完全に不完全である。

音の聴き比べはそれほどシビアなものであり、測定結果や
不完全なABXテスト程度で語られるべきではない。

音が個人個人に与える影響や再生環境を考慮すれば、
もはや再生側での測定やテストは意味がない。

ごちゃごちゃオプションを付けることを劣化して考えるのではなく、
一種のイコライジングとして楽しむ広い器がほしいところである。