★爆音で聴力障害に 1000人超が被害

 アフガニスタンやイラクから戻った英兵1000人以上が、戦場での爆音が原因で
深刻な難聴などの聴力障害を訴えていると、30日付の英紙タイムズが報じた。
アフガンのある部隊では10人に1人が難聴になり、同紙は「隠された人的被害」
と強調している。

 英在郷軍人会は過去3年間で1195人の帰国英兵が国防省に対し、
聴力障害を訴えているとしている。

 イラクより、アフガンでの戦闘に従事した兵士の方が被害が深刻。
反政府武装勢力タリバンが路上に仕掛けた爆弾の爆発や、至近距離での戦闘、
重さ200キロもの爆弾を使う空爆などが鼓膜を破るなどの損傷を与え、
聴覚が完全に失われた兵士もいる。

 国防省は、聴力障害は重大な問題だとしながらも、現場には耳栓などを配布していると主張。
しかし、イラク南部に派遣され、左耳が重度の難聴になった元兵士(33)は
「迫撃砲の脇で作業をする際にも無線通信を聞く必要があった」ため、
耳栓は装着できなかったと話している。

 英軍はアフガンに約8000人、イラクに約4000人を派兵している。

スポニチ http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20081031015.html