ちなみに、馬鹿と阿呆との禅問答には、以下のような話題があり
ます。関西地区と関東地区との比較論争です。>>780

過去において、文化や文明の中心は、京都や大阪といった上方(
かみがた)であり、江戸は田舎とされていました。文化や文明の
中心地においては、原型(おりじなる)を創造する知識や技能が
重視されており、真似や模倣は軽蔑の対象とされます。

しかしながら、文化や文明の発祥した地域から遠方においては、
その文化や文明を伝播する旅人や芸人が珍重され、旅人や芸人を
接待して、情報や資料を獲得する行動が、発祥した地域から遠方
の田舎では権力や権威の源泉であり、その真似や模倣は「尊敬」
の対象とされていたのです。そして、そのような地域では、創造
する活動は、中央からの伝播に依存する「権力者」や「権威者」
の「権力」や「権威」を危機に陥入(おとしいれ)をする「危険
行為」であるとされていたのです。

ということで、田舎では、真似や模倣をする行為は安全な行為と
して容認され、都会では、真似や模倣をする行為は想像や創造を
阻害し邪魔をする危険な行為とされ拒絶されてきました。

もちろん、都会においても、幼児や少年が、大人の優良な行動を
真似模倣して学習する段階においては、その学習行動を尊重する
のですが、田舎では、成人しても真似や模倣ばかりで進歩や発展
が欠如してしまうのです。