女系天皇容認、知事が批判 「本当に有識者か」

 「歴史や文化に造詣のない方々が多すぎる。本当に有識者なのか」−。
上田清司知事は二十二日の定例会見で、女系天皇容認を打ち出す小泉首相の
私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」に対し、厳しい批判を繰り広げた。
 同会議についての考えを記者から聞かれた上田知事は、「なぜ皇室が二千年も
存続し、尊敬されているのかを全く考えていない不思議な会議で、何を目的に
やっているのかよく分からない」と述べ、「歴史を考慮しないなら『民法や
家族法や相続法を天皇制に当てはめる会』とすればいい」と突き放した。
 「本来なら広範囲の議論を集める必要があり、短期間の議論でかたが
つくわけがない」「(会議は)日本の二千年の歴史を終焉(しゅうえん)
させるかもしれないという問題意識に欠けている」−。
 批判は次第にエスカレートしていき、「徳川吉宗がいれば、御三家を作るような
知恵を出すのではないか」という発言まであった。

産経新聞(埼玉)2005.11.23
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/saitama/html/kiji02.html