>>914
当然、
「期待値の和」は、複数の確率変数のそれぞれの「期待値」の和を表し、
「期待値の積」は、複数の確率変数のそれぞれの「期待値」の積を表す。
計算はしやすいが、それ自身では意味が分かり難い。
それに対して、
「和の期待値」は、複数の確率変数の和を新たな確率変数として、その「期待値」を表す。
「積の期待値」は、複数の確率変数の積を新たな確率変数として、その「期待値」を表す。
意味ははっきりしているが、計算が難しい。

「期待値の和」と「和の期待値」は、それぞれの確率変数が独立でなくても等しいので、
「和の期待値」を計算するために「期待値の和」を使うことができる。

「期待値の積」と「積の期待値」は、一般には等しくないが、
それぞれの確率変数が独立のときは等しくなるので、その場合は、
「積の期待値」を「期待値の積」で求めることができる。
ただし「期待値の積」と「積の期待値」が等しくても、それぞれの確率変数が独立とは限らない。