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「1あたりの数×いくつぶん」と掛け算順序を固定することの利点

1.算数の文章題を子どもが苦手にする場合、大抵の場合それは国語力が不足しているのが原因。
 掛け算順序を固定することによって、子どもは何が1あたりの数で何がいくつぶんか文章題から読み取る必要がでてくる。
 子どもが文章題をしっかりと読む訓練になる。
2.「1あたりの数×いくつぶん」という考えは、たとえ数量が小数でも分数でも文字式になっても適用できる。
 小数、分数、文字式になっても混乱せずに、掛け算か割り算かを「根拠を持って」式を作ることができる。
 下位の子と上位の子が互いに相手へ立式の根拠を説明するためのコミュニケーションツールともなる。
3.乗法の交換則は常に成り立つものではない。四元数や行列では乗法の交換則は崩壊する。
 交換則を安易に認めず数が拡張される度に常にチェックするという態度は必要。交換則が最初から成り立つとする
 態度を最初から感じさせるのはまずい。