(1あたりの量)×(いくつ分)と
(いくつ分)×(1あたりの量)の
どちらがいいとか議論することが、
馬鹿すぎて話にならない。

掛け算を導入するような早期から、
3×5と5×3は意味の異なる式で
その違いが掛け算の意味を表現する
とか刷り込んでしまうから、
文章も図も何も書かずに式変形だけをずらずら
並べたチラシの裏のようなものが
自分の解法を表現していると考える生徒が育つ。
その結果として、方程式を習ったとき、
何度言われても「何を x と置いたか」が
書けるようにならない生徒とか、
微積分の公式を覚えても、式変形を並べるだけで
その微分係数が何なのか、その積分の値が
何を表すのか把握できない生徒とか、
そういう連中が量産されることになる。

ちょっと掛け算が教えやすくなる小技の代償に、
考え、それを表現することについて
重大な考え違いを刷り込むことの
罪は大きい。