数学の本 第52巻
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0476132人目の素数さん
2013/02/15(金) 02:01:34.96「このとき,任意のε(>0)に対して,δを十分小さく取って,sΔ-σ<εとなるようにする.
然らばσはKの開核(K)に含まれ,Kの境界とσの距離はδ以上であるから,
小矩形の辺長の最大値がδよりも小なるΔの再分割Δ’を作れば,
(K)に含まれるΔ’の小矩形群がσを含む.従って面積においてσ≦sΔ(K),故に
sΔ-ε<σ≦sΔ’(K)≦s(K). 」
(ここでKは有界なる任意の区域で閉区間はとくに想定されていません。
sΔは矩形網Δにおいて全くKに含まれる小矩形群の総面積。
σは面積sΔに関与する各小矩形の内部に、その各辺をδだけ引っ込めた矩形を作った、その矩形の全体、およびその面積を表した記号。
s(K)はKの開核”(K)”の内面積のことです。)
この最後の「従って面積においてσ≦sΔ(K)」は「従って面積においてσ≦sΔ’(K)」の誤りではないでしょうか?
(図書館で旧のハードカバーの方もチェックしましたが定本と同じ記載でした。
手元にお持ちの方、”第8章 積分法(多変数)91.面積・体積の定義”の矩形網の図の下あたりのはずです。)
誤りではないかと思う理由は
�@「sΔ-σ<εとなるようにする」⇒「sΔ-ε<σ」
�A「小矩形の辺長の最大値がδよりも小なるΔの再分割Δ’を作れば,
(K)に含まれるΔ’の小矩形群がσを含む.」⇒「σ≦sΔ’(K)」
�B sΔ’(K)≦"lim(δ→0)" sΔ’(K) = s(K) ⇒「sΔ’(K)≦s(K)」
のように「故に」の結果を、sΔ(K)によらずに導出できること。
さらには、Δの再分割Δ’はΔの細分であるからsΔ(K)≦sΔ’(K)となり
sΔ(K)≦"lim(δ→0)" sΔ(K) = s(K)
が導出に使えないことです。
Kの開核”(K)”の内面積s(K)がsΔ’(K)≦s(K)であるkとは言わずもがなかな?と最初読みすごしていましたが
それだと「従って面積においてσ≦sΔ(K)」と、わざわざ記述する意味も無いと思います。
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