自分でやってみたら、こうなった。

N^2に次の同値関係〜を入れる。
(a,b)〜(n,m) ⇔ a+b=n+m
これが実際に同値関係になっていることは容易に確かめられる。
次に、集合X=(N∪{0})^2/〜 に次の演算+を定義する。なお、(a,b)の同値類を[a,b]で表す。
[a,b]+[c,d]=[a+c,b+d]
この定義はwell-definedであることが容易に確かめられる。また、(X,+)は、[0,0]を
単位元とする可換な半群になる。それには、次の4つの条件を確かめればよい。
(0)x,y∈Xならばx+y∈X
(1)x,y,z∈Xならば(x+y)+z=x+(y+z)
(2)x,y∈Xならばx+y=y+x
(3)任意のx∈Xに対してx+[0,0]=[0,0]+x
これらは簡単に検証できるので、証明は省略する。
次に、Xに次の演算*を定義する。
[a,b]*[c,d]=[ac,ad+bc+bd]
この定義もまたwell-defined である。(X,*)は[1,0]を単位元とする可換な半群である。
それには次の4つの条件を示せばよい。これらも検証は簡単なので省略する。
(0)x,y∈Xならばx*y∈X
(1)x,y,z∈Xならば(x*y)*z=x*(y*z)
(2)x,y∈Xならばx*y=y*x
(3)任意のx∈Xに対してx*[1,0]=[1,0]*x=x

[a,0]=a, [0,a]=−aと表すことにすれば、任意のx∈Xはx=a−b (a,b∈N∪{0})と
表せる。また、(−1)*(−1)=−1 が成り立つことが分かる。

…ところが、写像φ:X→N∪{0}をφ([a,b])=a+bと定義することで、φは
(X,+,*)から(N∪{0},+,×)への同型写像となることが分かる。

OTL