(計算機などを用いて)
xy平面上の0 < x < 1,-1 < y < 1の長方形の範囲に
ランダムにN個の点をばらまくことを考えよう.
x座標は0から1までの乱数で作る.
y座標の生成の仕方について,次の二つの方法を考える.

A.まず、0から1までの乱数をN/2個つくり,これでyが正の領域を埋める.
次に-1から0までの乱数をN/2個つくり,これでyが負の領域を埋める.

B.-0.5から0.5までの乱数をN個つくり,これで-0.5 < y < 0.5の領域を埋める.
次にすべてのy座標を2倍して-1 < y < 1に広 げる.

Nは充分に大きい.上の二つの方法は統計的に同じか?

答え1.異なる.
ある点に注目し,それにもっとも近い点までのx座標の差の絶対値をδx,
同様にy座標の差の絶対値をδyとする.
そして全ての点についての, これらの値の平均を<δx>,<δy>とする.
方法Aでは対称性より明らかに<δx> = <δy>である.
方法Bでは2倍にひろげる前に <δx> = <δy>だったのだから,
ひろげたあとは2<δx> = <δy>となり,方法Aとはちがう結果になる.

答え2.同じである.
方法Bは実は-1から1までの乱数でy座標を設定したのと同等である.
Nが十分大きいとき,これらの乱数のうち-1から0までの値になるのはN/2個,
0から1もN/2個なので,Aと同じ操作をしていることになる.
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1.と2.のどちらが正しいか,間違っている方の誤りを指摘せよ,という問題なのですが,
どなたか分かる方いらっしゃるでしょうか