科学技術研究の論文を見ると、日本は「質」で伸び悩んでいるのに、
中国や韓国は「量」「質」ともに急成長している――。こんな傾向が、
文部科学省がまとめた報告書で分かった。ほかの論文に引用される割合を比べた「質」では、
日本が「数学」「情報」の分野で、初めて中国に抜かれたことも示された。
 
 分野別の影響力をみると、中国は化学、物理など17分野中6分野で、韓国は材料、工学など3分野でトップ10入りした。
数学、情報では中国が6位、5位と日本の8位、7位を抜いた。

 文科省の科学技術政策研究所は「日本の科学技術研究は質の向上が課題だ。
材料や化学など日本が強い分野をさらに強化するか、環境や数学など弱い分野を補強するか、判断を迫られる結果だ」とみている。

http://www.asahi.com/culture/update/0326/010.html