>>398
高木の「L積分論」w 部分は用語等古すぎるうえ記述も不親切すぎるので、
さすがに薦められないが、思想的には一つの原点をなしている。これの位置
付け・評価については、
ttp://www.math.tohoku.ac.jp/~hattori/kaiseki1.pdf
の末尾にある文献表のコメントが参考になろう。(河田・三村「現代数学概説2」が高
木路線の徹底化であるという意見には特に同意。河田・三村の詳細さ、飛躍のなさは伊
藤なみで、たいへん読みやすいのでお薦め。)

なお上記コメント中の、「測度正で疎な閉集合」およびその応用として「リー
マン非可積分で、ルベーグ不定積分の微分が各点で元に戻る関数」についての
記述がどの日本語教科書にもないという批判は、その後出版された盛田にはあては
まらないことを注意しておく。