Lebesgue積分ゼミ
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0373132人目の素数さん
2005/11/12(土) 14:06:17伊藤は微積における高木「解析概論」みたいなもので、良くも悪くも本格的。記述が古いし、
議論の進め方には洗練されていない部分も多い。しかし面白い反例などでこの本にしか載っ
ていないものもある。漏れがいいと思うのは後半の関数解析への応用部分(ノルム空間とか)。
吉田は本格派だがよくまとまっており悪くない選択と思う。
志賀は変わった話題が入っているのが特徴だが、その犠牲で?微分論やラドン・ニコ
ディムの定理関係が全く入ってないのが問題。証明は説明や議論の省略が多く初心者
には難しいと思う。(逆にいうと質問できる先生がいるのなら教育的で勉強にはなる。
演習も多いし。というか重要補題が問になってたりする)
竹之内は薄いが必要な話題はちゃんと入ってるのでいろんな定理の位置付けマップが
頭の中にできやすい。第一章の導入も読みやすい。が、積分の定義や基本性質の証明
が独特でしかも非常に読みにくい。
なお新しい本でよさげなのに小谷、盛田などがあるが、小谷は私の評価では微妙。
ラドン測度の扱いなどがよくまとまっているが、積分の定義や基本性質の証明は伊
藤の完全コピー。読みやすくなってはいるが…
盛田(「実解析と測度論の基礎」倍風館)は教育的で概念の分析も行き届いており
非常にいい。掘り出し物と思うのだがほとんど話題にならないのは何故だろう。値
段が高いのもあるのだろうが…
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