数学と文学好きな法学部生です。
別に参考にしなくていいけど、参考までに。

憲法ではあらゆる権利は認められているが、公共の福祉に反することは
制約されるわけです。つまりもともと内在的に殺人は人権として
認められるが、外部で他の人の人権とぶつかるから憲法は仕方なく
制約し、憲法がみとめる法律(刑法)で処罰される、と。
法学上、なぜひとをころすのはいけないか、という問いの一応の答えは
ここにある。
もっとも、「じゃあなぜ他人の人権を侵害してはいけないか」、となると
もう憲法が作られた歴史的、政治的な経緯のもんだいになってしまう。
人権は重要だから、と言う答えじゃほとんどトートロジーにすぎず、
法学は法学の枠内でしか問いに答えられない。

なぜ人を殺してはいけないか、という問いは、その人間がどの点に立脚して
精神生活をおくっているのかを明らかにするね。