Aという奴がいて、そいつがBという奴を殺したがっている。
仮に『殺人の自由』なるものを認めたとする。
Aが殺人の自由を行使しBを殺害した場合、Bの生存権やら財産権やらといった一切の人権、
そして、Bのもつ殺人の自由は否定されるというか、奪われることになる。
一方、Aの欲望は取りあえず満たされるが、Aもまた、第三者Xの殺人の自由の行使により、
せっかくの殺人の自由を含めた人権全てを侵されるリスクを負うことになる。

結局、殺人の自由を認めるということは、殺人の自由を含めた人権一切が他人によって
自由に侵害される状態を認めるということに繋がり、矛盾する。
よって、殺人の自由なる権利は認められず、殺人は一般的に禁止されることが好ましい。