メジャー開幕シリーズを、秋山は自腹でチケットを購入して観に行った。実際にメジャーの選手を見て、どう感じたのか――。
3月23日にメットライフドームで行なわれたDeNAとのオープン戦の前、興味津々の記者たちが感想を聞こうと取り囲んだ。

「それ、俺、答えないほうがよくない? タイムリーすぎる」

 昨年12月、秋山は西武からの複数年契約を固辞し、今季終了後にフリーエージェント権を行使してのメジャー移籍が噂されている。
質問した記者が「確かに」とうなずくと、秋山は「まあ、いいか」と話し出した。

「(メジャー投手の)ああいうボールをどう打ち返すんだろうなと、バッター陣を見ていました。
イチローさんのコメントにもありましたけど、ボンズとかマグワイア、ソーサとかの頃とはまた違い、1番から9番までホームランを打てるバッターがいるのがメジャーの主流になっているので。

 逆に言えば、イチローさんとか青木(宣親/ヤクルト)さんのタイプは、それに抗いながらやっていたと思うんですよ。
日本であれだけ活躍してメジャーに行った人たちが、そのスタイルのままやっていたということは、日本人がメジャーで成績を残すには、そっちのスタイルを必要とされるのかもしれない。

 メジャーでは、打者の重要評価指標にOPS(出塁率+長打率)がある。

 秋山は過去2年続けて.933以上残しており、日本ではトップレベルだ。2018年の成績で言えば、出塁率はリーグ4位の.4029、長打率は同じく4位で.534だった。

「(メジャーで)OPSはもちろん重要視されているし、出塁に価値はありますけど、どうなんですかね。ツーアウトからフォアボールで塁に出てほしいわけではなく、ホームランで1点ほしいので。

 向こうは(開幕シリーズの)最初の初回もそうですけど、1イニングを6、7球で終わることをなんとも思っていないじゃないですか。
とくにバッティングカウントで、ここは決めて振りにいくというときの振り方って、凡打になろうが空振りになろうが、まったく意に介してないようにも見える。そういうバッティングが打順関係なく行なわれるのでね。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190327-00010005-sportiva-base&;p=2