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leaf vs key リレー仮想戦記

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0001名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
1999年、夏。
 新ブランドkeyの処女作KANONは、空前のヒットを飛ばした。
「ゲームで初めて泣きました」
「最高です。これで泣かないのは人間じゃない」
「友達に布教してます」
 考えられる限りの賛辞の言葉が、オフィシャル掲示板を埋め尽くした。
 一部に否定的な意見はあったものの、それは押し寄せる賞賛の嵐に飲み込まれた。
 しかし、巧みなシナリオと繊細な音楽、美麗なCGが織りなす感動は、
 世に言う「鍵っ子」を生み出すことになる。
 彼らの珍奇な言動は周知のことであり、ここでは触れない。
 詳細は、後世の歴史家が記述する通りである。

 ……ONEに続く成功を、業界人とユーザーは感慨深い目で眺めていた。
「新しい時代の到来だ」
 彼らは、敬意と嫉妬の溶け合った視線を、6人の英雄に向けた。
「次回作の結果次第では、トップが入れ替わる」
 押し寄せる世代交代の波は、緩やかに、しかし確実にエロゲー業界を覆い始めていた。

 かつて、業界にその名を轟かせた二人のクリエーターがいる。
 同級生で知られる蛭田と、EVEやYU−NOを世に送り出した剣乃である。
 洗礼されたシステムとシナリオは、信奉に類する賛辞をもってユーザーに迎えられ、
 エロゲーの歴史にその名を刻んだ。
 しかし、彼らの名声も長くは続かなかった。
 二人を過去の栄光の彼方に葬り去ったのは、ビジュアルノベル三部作の高橋である。
「マルチ萌え〜」という、あまりにも有名なフレーズから分かるように、
 高橋は絶大な支持を得、リーフを一躍トップメーカーに押し上げた。
 その高橋もやがて、罵倒の雨に打たれることになる。
 ToHeartから数年を経てもなお、彼は、新作に手をつける様子を見せないのだ。
 憶測を楽しむように、人々は噂した。
「才能が枯れた」
「いや、単なる怠慢だ」
 真相はどうあれ、いまやトップメーカーとしてのリーフの地位は揺るぎなかった。
 高橋が新作に関わらずとも、支持は衰えず、売上が落ちる気配は見られない。
 彼は信じていた。
 ……リーフ帝国の栄光は永遠だ、と。
0071北海道激震編・序章NGNG
 北の大地は、熱く燃えていた。

 冬ともなれば、吐く息が凍り、バナナで釘すら打てると言われる極寒の地、北海道。
この厳しい自然環境故か、それとも、雄大な大地故か、この大地に生きる人々は、熱い。 クラーク博士の例を見るまでもなく、この地は常に日本という国の最先端を行くもの達が集う。
 そこが、北海道である。


 その北海道・札幌市。都市の中心街にあるさして大きくないオフィスに、その男はいた。

 でかい、男だった。
 巌のような肩は、見上げるほどの位置にそびえ立ち、
 濃紺の羽織から突き出た腕は、子供の胴回りほどもあろう。
 特大の下駄は、まな板ほどの大きさ、
 わずかに吊り上がった太い唇は大人でも一呑みにできそうだ。
 腕も、足も、顔も、体も、人間そのものまでもがでかい。そんな、男だった。

『――このような次第でして。ええ、是非とも社長の御助力を……』
 その、大きな手の中にある黒電話の受話器。そこから聞こえてくる声は、間違いなくアボガドパワーズのクリエイター、大槻涼樹のものである。僅かにうわずった声は、先程の高橋、青紫との出会いの興奮が覚めやらぬ証拠か。
『これも、天佑と言うものなのでしょうか。我々の立ち上げたクリエーターユニット、リューノス。Leafの内紛。偶然と言うにはあまりにも都合のいい出会い。そして、あなたの存在…………。シンクロニティの存在を信じたくもなりますよ』
 感慨深げに大槻は言う。これが、運命と言う物であるのなら、それに殉じるのも悪くない。そう言っているかのようだった。
『それでは、私は取材の続きがありますので、この辺で。……いい返事を期待しております』
 慇懃に礼をし、大槻は電話を切った。電話を受けた姿勢のまま、彼はしばし佇んでいたが、おもむろに黒電話を回す。
『はい、アボガドパワーズですが……』
「ワシがオーサリングヘヴン社長! 日高真一である!!」

――――矢は、放たれたのである。
0072名無しさんだよもんNGNG
『それと、まずは目先の事か。とりよ、例の「姫ゲー」の方はどうなっている。』
とりが、やや間を置き、答える。
「正直、かんばしくないわね。」
『どうした、もうマスターアップは目前だぞ。それに我等の野望、その最初の一歩
として、ここでコケるのは、絶対に避けねばならん。』
TADAは少し語調を荒げて言った。
「例の法律、有るでしょ。あれよ。」
『児ポ禁法の事か?』
隣にいたShadeが答えた。
「ええ、あれのおかげで、どうやらソフ倫の規制が強まっちゃって、ダークロウズが
引っかかりそうなのよ。」
『馬鹿げている』
Shadeが声を立てた。

「ええ、馬鹿げている。でもお上には逆らえないわ。」
『引っかかりそうなのはユリーシャの事か?』
TADAは問題が有りそうなキャラの名を口にした。
「彼女の見た目が幼すぎるんだってさ、なんじゃそりゃって感じだね。」
丁度そのとき、先ほどTADAが召集したメンバーが到着した。
『と、言う事だ。おにぎりくんよ。ユリーシャの胸を大きくして書きなおせ。』
『と、言う事って?え、え、書きなおすって、マ、マジすか?』
おにぎりくんはいきなりの事にかなり戸惑っている様子だ。
『マジだ。冗談でそんな事は言わない』
TADAは、はっきりと、言い放った。
『畜生、俺は、ロリロリとしたユリーシャが好きなのに、なんてこった。』
おにぎりくんは嘆いた。
『俺も同じ絵描きとして気持ち、わかるっす。』
斜め右後ろに立っていたちょも山が「ポン」と肩をたたいて同情した。

『コホン…』
TADAが咳ばらいをひとつして言う。
『まあ、兎も角だ。皆に集まってもらったのは他でもない。これから我等が、
この世界の天下を取るに当たって、するべき事を言う。』
集まった一同は、神妙とした顔つきとなった。
『まず、差し当たっての敵はKeyとLeafだ。この二つの勢力をまず、同士討ち
させる。』
『同士討ちですか』
織音がつぶやいた。
『そうだ、同士討ちだ。なにも正面から戦うだけが戦いではない。
相手が弱ったところを一気に叩き潰してこそが王者。すなわち支配者だ。
中途半端に攻撃したとしても、あいての心までは支配できないからな』
TADAは拳を握り締めながら、そう力説した。
「ふっ、これからは、群雄割拠の時代よ。いかに、こちらの体力を残したまま
戦い抜くかが、この戦争の勝敗の分かれ目になってくる。」
アリス・ブルーと言う新境地を開拓中のふみゃが、口元に
笑みを浮かべながら言った。

『俺も、折戸や中上、I’veなどと言った腑抜けた音楽の元凶を断たなくて
はならない。だが、折戸とI’veが手を組んでいる今、誰も手がつけられない
ぐらいに強力だ。奴等を黙らせるには相当の力が必要だ。
しかし、今の俺には、悔しいが、それだけの力は無い』
傍から見ても悔しそうだとわかる顔で、Shadeは言った。

『そこでだ、ふみゃ、今しがたおまえを呼んだのには、理由がある。
今度、大阪でデジフェスが開かれるのは、知っているな。』
「ええ、知ってますが、それが何か?」

つづく・・・
0073幕間・大阪編 1NGNG
「そろそろ、手打たへん?」
「嫌よ! 今更、頭下げられるわけないじゃない!」

大阪市内某所、某ファミレス。
一組の男女が、何やら議論をしている。

女は、樋上いたる。
男は、YET11ことタクティクスの吉沢務。
かつての、同僚である。

「やけどな、関西のメーカー同士で争ってたって、何も生み出さへんで。
それは、わしらにとっても、ユーザーにとっても、ええことちゃうやろ」
「……それは、分かってる。でも、私たちの受けた苦しみは?
あの事件でつぶされた面子は?未だに復帰できない折戸君は?
ウィルスに蝕まれた私たちの作品は?
それを、誰が償ってくれるの?」
そう言って唇をかむ樋上。

テーブルの上のコーヒーは既に空になっていた。
長い時間が経った後、吉沢が席を立つ。
「まあ、すぐに分かってくれとは言わん。でも、わしはあきらめんよ。
今日は呼び出してすまんかった。ここは払っとくわ」
0074幕間・大阪編 2NGNG
大阪・中津。
ネクストン本社。
「ふー。ただいま」
「あ、どうでした?」
帰社した吉澤に対応したのは、原画家の娘太丸。

「あかんね。むこうも意地になっとるわ」
「そうですか。あきませんか……」
「リーフさんのほうも、色よい返事もらえんかったしね……」
「……厳しいですね」
沈黙。

ふと、社長室の方から、低く唸るような声が聞こえる。
「樋上いたるーーー。七代祟ってーー、許すまじーー」ガツン
「折戸伸治ーー。七代祟ってーー、許すまじーー」ガツン
「麻枝准ーー。七代祟ってーー、許すまじーー」ガツン
「久弥直樹ーー。七代祟ってーー、許すまじーー」ガツン




「今日も社長、やってますね」
「ああ、もう丑三つ時やね。そろそろ開発に戻らんと」
ふと、時計を見ると、午前2時半。
「はい。しかし、関西に、いえ、この業界に平和が戻るんは、いつなんでしょうね」
口を開く娘太丸。
吉澤は、悲しげな顔をして返した。
「もしかして、争う定めなんかも知れんな……。でもな、あきらめんよ。わしらのためにも、ユーザーのためにも……」

+++++++++

Tactics陣営が関西弁なのは何となく。かつてピュアガールのメーカーコラムに載っていたコミぱトーク(確か3月号か4月号)のせいです。
0075名無しさんだよもんNGNG
通して読むと、かなり読み応えあるなコレ(笑)
0076名無しさんだよもんNGNG
こんな感じので葉鍵板のコテハン編誰か作ってくれないかなぁ(藁
0077名無しさんだよもんNGNG
ヤバイ、続きが凄く気になる。
0078名無しさんだよもんNGNG
誰か続きを書けあげ
0079仮想戦記スレの1NGNG
新作の構想はあるんだけど、鍵限定だからここには書かない。
うまくまとまりそうなんで、完成したら自分のサイトにアップします。
0080名無しさんだよもんNGNG
>>79
どこよ!!!
0081仮想戦記スレの1NGNG
>>80
http://park.dentaro.net/takabe/
ここです。
0082名無しさんだよもんNGNG
ちゃん様レイプも転載キボ〜ン♪
0083名無しさんだよもんNGNG
ちゃんさまレイプは一番出来が悪かった上に旧仮想戦記スレを
撃沈した元凶だからやめれ。
0084名無しさんだよもんNGNG
>>83
詳記!スレを潰しちゃったわけ?
0085名無しさんだよもんNGNG
そのとおりです。
さすがにあれは引いたよ…。
0086名無しさんだよもんNGNG
これね。
http://www15.tok2.com/home/kouhei/view.cgi?key=964619112&st=416
そういうのが嫌いな人は見ない方がいいよ。
0087名無しさんだよもんNGNG
みたことない。
つぶれたのはある意味出来が良すぎたってことでなくて?>霊斧
008887NGNG
>>86
あ、俺が書いてる間に…スマソ。
…これは…うーん…そういうことね、納得。
0089名無しさんだよもんNGNG
殿様は
はげ
0090名無しさんだよもんNGNG
鍵葉の住人は中途半端にけっぺきだからこまる。
0091名無しさんだよもんNGNG
とはいえある程度自粛しないと
自分の首を絞めちゃうね。

たしかにケッペキ君もいたけどなあ、あの時は。
0092名無しさんだよもんNGNG
1999年、夏。
 新ブランドkeyの処女作KANONは、空前のヒットを飛ばしたんじゃ。
「ゲームで初めて泣きました」
「最高じゃ。これで泣かんなぁ人間じゃない」
「友達に布教してます」
 考えられる限りの賛辞の言葉が、オフィシャル掲示板を埋め尽くしたんじゃ。
 一部に否定的な意見はあったもんの、そりゃぁ押し寄せる賞賛の嵐に飲み込まれた。
 ほぃじゃが、巧みなシナリオと繊細な音楽、美麗なCGが織りなす感動は、
 世にゆう「鍵っ子」を生み出すことになる。
 あんなぁらの珍奇な言動は周知のことじゃし、ここじゃぁ触れん。
 詳細は、後世の歴史家が記述する通りじゃ。

 ……ONEに続く成功を、業界人とユーザーは感慨深い目で眺めとったんじゃ。
「新しい時代の到来じゃ」
 あんなぁらぁ、敬意と嫉妬の溶けおぉた視線を、6人の英雄に向けた。
「次回作の結果次第じゃぁ、トップが入れ替わる」
 押し寄せる世代交代の波は、緩やかに、ほぃじゃがきしゃっとエロゲー業界を覆い始めとったんじゃ。

 かつて、業界にその名を轟かせた二人のクリエーターがいる。
 同級生で知られる蛭田と、EVEやYU−NOを世に送り出した剣乃じゃ。
 洗礼されたシステムとシナリオは、信奉に類する賛辞をもってユーザーに迎えられ、
 エロゲーの歴史にその名を刻んじゃ。
 ほぃじゃが、あんなぁらの名声もなごぉは続かなかったんじゃ。
 二人を過去の栄光のあんなぁ方に葬り去ったなぁ、ビジュアルノベル三部作の高橋じゃ。
「マルチ萌え〜」っちゅう、あまりにも有名なフレーズから分かるように、
 高橋は絶大な支持を得、リーフを一躍トップメーカーに押し上げた。
 その高橋もやがて、罵倒の雨に打たれることになる。
 ToHeartから数年を経てもなお、あんなぁは、新作に手をつける様子を見せんのんじゃ。
 憶測を楽しむように、人々は噂したんじゃ。
「才能が枯れた」
「いや、単なる怠慢じゃ」
 真相はどうあれ、いまやトップメーカーとしてのリーフの地位は揺るぎなかったんじゃ。
 高橋が新作に関わらずとも、支持は衰えず、売上が落ちる気配は見らりゃぁせん。
 あんなぁは信じとったんじゃ。
 ……リーフ帝国の栄光は永遠じゃ、と。
0093名無しさんだよもんNGNG
この仮想小説の青紫が高橋に泣きつくくだりって、あ、だから「喜劇」なのか。
0094名無しさんだよもんNGNG
続ききぼーん
あげ
0095名無しさんだよもんNGNG
大阪編のあとはーーー?
0096名無しさんだよもんNGNG
新仮想戦記から転載する必要があるな。
誰かやってくれ。俺はやらん。
0097仮想戦記の1NGNG
鋭意製作中です>>79-81
0098名無しさんだよもんNGNG
がんばってくりー
0099名無しさんだよもんNGNG
高橋が主犯で、青紫が実行犯という
史実にはもとづいていないような・・・
0100仮想戦記の1NGNG
ただ今、第一話を書いてます。
今日か明日にはアップできそうです。
0101仮想戦記の1NGNG
鍵英雄列伝の第一話が完成しました。
鍵限定なんで、こちらにアップしておきます。
http://park.dentaro.net/takabe/
0102名無しさんだよもん@そうだ有明行こうNGNG
読みました。まだ冒頭ですが、これからの展開期待してます。 >1さま

そういや、「誰彼の葉鍵編」も久弥vs麻枝になりそうな感じですね。
鍵葉両方に関わるネタを書きたいところですが、今構想中のはちゃんさまネタとか鍵葉以外のメーカーの動向とかばかり…
0103名無しさんだよもんNGNG
葉っぱよりは時代は鍵ということか…
0104名無しさんだよもんNGNG
Eログを見よ、だもんなー
まあ立ち読みくらいはしてやる。
けど買わない。
0105名無しさんだよもんNGNG
age
0106名無しさんだよもんNGNG
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧η∧   <   ダマレコゾウ!
  (@`@`・Д・)     \__________
 ミ__ノ


0107名無しさんだよもんNGNG
続ききぼーーーん
0108名無しさんだよもんNGNG
まだすか?
0109仮想戦記の1NGNG
年末なんで、レポートやらテストやらが怒涛のように押し寄せてきてます。
週末には第二話をアップできそうですが、その次も一週間くらいかかるかもしれません。
ただ、来週を乗り切れば後は暇なんで、早く書けそうです。
0110名無しさんだよもんNGNG
>>102
>鍵葉以外のメーカーの動向とか
個人的にその辺のやつきぼんぬ
0111名無しさんだよもんNGNG
祝!続編あげ
0112名無しさんだよもんNGNG
>>111
気が早いな、おい。
0113名無しさんだよもんNGNG
スマソ。ファンなんだよ1の。
0114名無しさんだよもんNGNG
すまん
昔のが読めないのって俺だけ?
0115名無しさんだよもんNGNG
>>114
http://nanasei7.tripod.co.jp/
に行けば過去ログのは読めると思う。
0116114NGNG
>>115
さんきゅ
これでちゃん様レイプが読める
0117名無しさんだよもんNGNG
こっちの戦記SSは終わったの?
0118仮想戦記の1NGNG
http://park.dentaro.net/takabe/
第二話が完成しました。
0119名無しさんだよもんNGNG
そういえば上のサイトの過去ログ置き場ってちゃんと機能してるの?
繋がらなかった気が
0120名無しさんだよもんNGNG
403まで下がっていたのでage
0121あぼんNGNG
あぼん
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