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私としては、彰×冬弥の方が……

それはともかく。
WAの特徴としてよく語られるのはリアルな「痛み」や「切なさ」だと思うが、
今や彼の時期を通り過ぎた身としてWAに感じるのは、
おそらくは永久に失われた「青臭さ」への郷愁的追想だったりする。
冬弥にしろ、由綺にしろ、……弥生さんに至るまで、悉く青臭い。
そんな青臭さが現実にはなかなか存在しないからこそ、
そして、それが存在した束の間の時を掴み損なったのかもしれないからこそ、
いや、実はその青臭さのゆえに多くのものを喪ったのかもしれないからこそ、
より一層、その青臭さに惹かれるのかもしれない。
蓋し、「あの頃のように」とはまさに言い得て妙。