iモード」通信網を他事業者に開放へ
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NGNG携帯電話最大手のNTTドコモは二十一日、加入者が二千万人を超える同社の携帯電話向けインターネットサービス「iモード」の通信網を二〇〇三年春に他の通信事業者に開放する方針を決めた。これにより、ドコモの利用者は、固定電話回線を通じたパソコンでのインターネット接続のように、プロバイダー(接続業者)を自由に選べるようになり、日本が世界に先行する携帯電話ネット関連ビジネスが一段と拡大しそうだ。
携帯電話によるネット接続は、それぞれの携帯通信事業者が独占的に行っていたが、ドコモは今後二年間で最大五百億円かけて他の事業者との接続を可能にするための通信設備改良工事を行い、「@ニフティ」のニフティや「ビッグローブ」のNECのようなパソコン向け有力プロバイダー(二種通信事業者)や、新電電が持つコンピューター・通信設備にも接続できるようにする。カード決済によるオンラインショッピングやサークル活動など多くの人気サービスをパソコン上で展開するニフティやNECが携帯電話向けプロバイダー事業に乗り出せば、携帯電話でもパソコンと同じような豊富なサービスが受けられるようになる。
通信網の開放によってドコモが得られるプロバイダー収入は頭打ちになる可能性があるが、ドコモは「サービスが多様化することで全体のデータ通信量が増大して、通信料収入が伸びるメリットが大きい」(幹部)と判断した。KDDIやJ―フォンなど他の携帯電話事業者も追随する可能性があり、携帯電話ネット市場のすそ野が広がりそうだ。
iモードの大ヒットで独り勝ちを続けるドコモに対しては、総務省が「市場シェアが大き過ぎるので監視を強める必要がある」として新たに規制を課す電気通信事業法改正案を今国会に提出する方針だが、NTTグループは反発している。ドコモがiモード設備の開放に踏み切ることで、「NTT東日本、西日本と違い設備を独占しているわけでもないドコモに対する規制は不要だ」との声が一段と強まる可能性がある。
(3月22日03:20)
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