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【syntax】統語論総合スレ【初心者OK】

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0001名無し象は鼻がウナギだ!2006/01/10(火) 03:12:01
統語論について語るなら誰でも使ってよいスレです。初心者大歓迎!
雑談は固く禁じます。統語論を語ってください。

雑  談  禁  止

0266名無し象は鼻がウナギだ!2009/03/20(金) 00:50:150
>>265
自分が素人なりに考えると、普遍性の観点から言えば
パラメターが無くなるのが一番理想的に思えますが、
言語獲得には経験も必要だということが、アメリカのジーニーの例などから
わかっているからことからすると、全く無くしてしまう必要もないように思えます。
あくまで私の考えですが。
0267名無し象は鼻がウナギだ!2009/03/20(金) 01:01:150
内在格の存在意義がわかりません。
S構造で具現されなければならないとありますが、それならS構造で具現するだけでよくて
わざわざD構造で設定しなくてもいいんじゃないですか?だめですかね。
理論辞典の例からとると、
[NP the[N' destruction[the city]]]で、destructionはthe cityに内在格(属格)を付与、
S構造でこれを具現するためにofを挿入したり’sをつかったりする、とありますが
どうしていちいちD構造でも格を与えていると考えなければならないのですか?
普通にNやAは格を付与できないので、ofを挿入したりして助ける、という説明では不十分ですか?
0268名無し象は鼻がウナギだ!2009/03/20(金) 01:22:490
内在格はθ付与と連動する格で、θ付与はD構造で定義されるものだからでないかna
0269名無し象は鼻がウナギだ!2009/03/20(金) 22:26:480
θ付与がD構造でなければならないのは、一例を挙げると
John hit Mary.では主語であるJohnが、受動変形を加えた
Mary was hit by John.では構造上は目的語になる、けれど意味上の主語であるので
変形前も変形後もθ役割はAGENTが与えられる。という事実を
変形規則を適用する前の段階でθ付与が行われていないと説明できないから、と理解してるのですが
合ってますか?それともこれって標準理論の考えかな。
0270名無し象は鼻がウナギだ!2009/03/21(土) 00:18:520
主旨はそうだけど、by John は目的語ではないyo
むしろ目的語のMaryが受動文では表層主語になって
いることに言及するのがいいne
標準理論つーかGB理論では、投射原理がすべての
表示レベルで守られるものであるから、とりわけ
D構造ですでにθ関係が正しく成立していなければ
ならなかったということ


0271名無し象は鼻がウナギだ!2009/03/21(土) 21:08:180
Johnは対格?を与えられるだけで、主語とか目的語とかいうわけではない、ということですか?
ありがとうございます。また教科書みて調べてみます。
0272名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/05(火) 11:20:260
a. *John seems that Mary dislikes.
b. *The team seems that it is certain to win.
の非文法性を説明せよっていう問題だけど、seemは自動詞だから格を与えないのに
主語位置にJohnやthe teamが存在してるからダメってことかな

_ seems [John to be honest].
John seems to be honest.

ではJohnは補文主語位置で格をもらってから、文頭に移動してるけど
例えばaのD構造を
_ seems that [Mary dislikes John].
と仮定して、補文目的語位置から文頭へ繰り上げる、というのは無理?
thatが邪魔する、とかかな・・・う〜ん
02732722009/05/10(日) 16:13:290
誰もいないのかな?
解答が欲しい。
調べてみたら、時制文から要素を取り出すのはだめってあって、
これのせいかなと思ったけど、なぜ時制文から取り出しちゃいかんのかわからん。
0274名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/11(月) 11:37:020
まあ、どの枠組みで説明するかにもよるな
(a)は元位置で対格をもらったJohnがさらに移動先で
主格をもらうから、二重に格付与された連鎖が*(GB的)、
とか、未照合の格素性が残る(初期MP的)、とか、

ところが(b)のthe teamは元位置では格をもらっていないから、
このような格に基づく説明はできない
そこで、itを飛び越える移動がMLC違反だ、ということになって、
(a)も同じくMaryを飛び越えるのでMLC違反、と統一的に
説明された

ま、今だと、CPがphaseで、PICによりその中の要素にアクセス
できない、と言っておけば済むんだろうが

>時制文から要素を取り出すのはだめ
これはGBより前の Tensed-S Conditionなんだろうけど
これはGBでは束縛理論の原理Aに吸収された
それによればNP痕跡も照応語の一種で、統率範疇内でA-bind
されなければならないが、それに抵触する

なぜ、に対する根源的な説明は難しいな
たとえばPICは計算効率化によるとか言ったって、なぜ
効率化されねばならず、それがなぜPICという形をとるのか、
は分からない
ただそうだ、としか言えない

0275名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/11(月) 22:07:190
(a)のミニマリスト的な考えの、未照合の格素性が残るというのは、
John, The teamが自動詞で格を与えないseemsの主語だからですか?
でも、seemsが格をあたえないというのも、正直よくわからない。
INFLは主語位置のNPに主格を与え、他動詞が目的語位置の項に対格を与える、
という解釈をしているのだけど、seemsはINFL(屈折のs)を含んでるんじゃ?と思ってしまいます。

生成やってて、例えば「文には主語がなければならない」っていう規則?など
アドホックなものが多いなあ、とよく思う。
0276名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/11(月) 23:11:380
んー、ちょっと誤解してるなぁ
単純に言えば、格を与えるものと与えられるものが
1対1対応になってないといけない
そうでないと余るのが出てきて、それが未照合の素性
として派生をクラッシュさせてしまう
(a)の場合、
与える側→与えられる側
主節Infl→?
補文Infl→Mary
dislike→John
と、主節Inflの持つ主格が余ってしまうわけ

>seemsはINFL(屈折のs)を含んでるんじゃ
あくまでInflが主格を与えるのであって、seemではないわけ
もしseem自体が与えるとしたらそれは補部に対してであって、
たとえばECMみたいな現象が起きると予想されるが
It SEEMs John to be smart
こんな架空の動詞SEEMはないな
そこはやはりBurzio’s generalizationが成り立つ部分だろう

>「文には主語がなければならない」っていう規則?
これ(EPP)はアドホックというより、見たまま言ってるだけなんで、
果たしてそれがUGの原理である必要があるのか、という疑問が出るな
現にチョムスキーも今はEPPに否定的だ


0277きょん2009/05/12(火) 17:50:440
very smelly

too quickly

much too quickly

the old shoelace

の樹形図をどなたか教えてくれませんか?
何をどう書いてよいかまったくわかりません…
0278名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/12(火) 21:09:050
たぶんずれると思うが、だいたいこんな漢字

  AP
  /\
AdvP  A'
 |   |
 Adv    A
 very smelly

  AdvP
  /\
AdvP  Adv’
 |  | 
 Adv  Adv
 too quickly

0279名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/12(火) 21:11:450
そんなにずれてないな

   AdvP
    /\
 AdvP  Adv’
   /\      |
AdvP Adv  Adv
much  too quickly

  DP
 /\
 D  NP
the  /\
  AP  N’
     |   |
    A    N
     old shoelace

なぜこうなるか自分で考えないとダメよ
0280名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/12(火) 23:14:040
>>276
じゃあ、
John INFL seem that Mary dislikes.
として、Johnは補文目的語位置で対格をもらってる
INFLのあたえる格を受け取るNPがないからダメ。
ということですか。

EPPに今は否定的なんだ、なんかまだ知識があやふやで
いろいろ誤解してたり、知らないことが多すぎる・・・
0281名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/13(水) 15:37:100
>前半
格理論で説明するならそう
しかしこれは上で書いたように(b)の説明には使えない
また(a)も格以外の説明も可能で、このような余剰性を
どう排除するかがGBの大きなテーマでもあり、それが
MPにつながったとも言える、かな

>後半
コロコロ言うことが変わるというので批判されたりも
するんだけど、これから勉強する人は別に最新理論の
追っかけをする必要もないと思う
今は別の考え方をするということを分かった上で、
やはり基本はGB理論から始めるのがいい、かな

ところで上の much too quicklyはちょっと自信なくなったw
ひょっとして [ much [ too quickly ]]になってるかも
[much too]で構成素をなしているか、それとも[too quickly]
なのか、あるいは両方可能か、だけど、なにかいいテストないかな

0282名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/13(水) 21:59:530
>>281
ミニマリストは入門でも難しい、というか入門書でもわけわからん専門用語で説明されてるから
結局GBやんないとちんぷんかんぷんだし、ミニマリストではこういう理論があります、
というのもGBからの流れを知っておかないと理解できないなぁ、と思ってました
今はどんな理論が支持されてるかとか、だれがいつどの論文で何を言ったかとか
それをつかむだけで論文ができあがってしまいそう。
0283itiko2009/05/19(火) 17:06:390
明日treeのテストなのですが、例題にも自信ありません。
The desk with the wobbly drawer.のtreeを書きますが、間違っていたら
訂正お願いします。


  NP
 /\   \
D  N    PP
the desk / \
       P NP
with / | \
D Adjp N
the  | drawer
     Adj
  wobbly

あと、In my black rubber boots. (rubberはAdjとします)

That notebook with the scribbles in the margin.

この2題も自信ありません↓↓
0284itiko2009/05/19(火) 17:10:170
明日treeのテストなのですが、例題にも自信ありません。
The desk with the wobbly drawer.のtreeを書きますが、間違っていたら
訂正お願いします。

  NP
 /\   \
D  N    PP
the desk / \
     P   NP
    with  / | \
       D Adjp N
      the  | drawer
         Adj
        wobbly

あと、In my black rubber boots. (rubberはAdjとします)

That notebook with the scribbles in the margin.

この2題も自信ありません↓↓


0285名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/20(水) 05:53:370
うーん。こっちのがいいかな。
         NP
             /   \
     NP     PP
    /\     /\
   D  N    P   NP
   |  |  |   /\
   The desk with   D     N'
                               |  /\
             the   A    N
                                      | |
              woody  drawer
どうしても2又にしたがる自分。
0286名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/20(水) 06:06:200
          PP     
        / \
       P    NP
      |    /\
      in         D    N"
                         | /\
          my  A     N'
                             | /\
          black  A      N
                                 |  |
             rubber  boots
0287名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/20(水) 06:09:340
          NP
                  /     \
       NP         PP
             /  \  /     \
     D   N  P         NP
    |   |  |     /      \
  That notebook  with NP          PP
                                  /\        /\   
              D     N        P     NP
                                |  |     |   /\
            the scribbles i n    D    NP
                                                       |  |
                       the  margin

 なんか変なところあったらご教授願います
0288名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/20(水) 23:25:070
つーか、ずれ杉でわけわかめ
DP分析は採らないとして

  PP
 /\
 P   NP
in  /\
   D   N’
  my  /\
    A   N’
   black /\
      A     N’
            rubber  |
                     N
                  boots
0289名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/20(水) 23:26:120
ずれたw

0290名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/21(木) 06:35:430
誰のがずれすぎ?
携帯から見てる?
0291名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/21(木) 08:36:400
>>285->>287
携帯から見たら激しくズレてたw申し訳ない。
横長にしすぎたせいかな?
無視してください。それか、わかりにくいけど
>>285
[NP[NP[D the][N desk]][PP [P with][NP[D the][N'[A woody][N drawer]]]]]
>>286>>288さんので。
>>287
うーんわかりにくくなりすぎる。PCからお願いします。
0292名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/23(土) 20:06:500
a. *Whoi do you think that ei hit Tom?
b. Whoi do you think ei hit Tom?
c. Whoi do you think that Tom hit ei?
d. Whoi do you think Tom hit ei?

このaが非文法的なのは、補文主語位置にあるeがIPとCP2つを超えてるからだ、
と教授が言ってたんですが、

[CP Who[C' do[IP you think[CP[C' that[IP e hit Tom]]]]]]?

でeは補文のCP-SPECに立ち寄れますよね??
これは下接の条件に違反してるんじゃなくて、
thatが障壁になって、痕跡が適切に統率されていないからECP違反じゃないかと思うんですが
自分が勘違いしてますか?
0293名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/23(土) 23:19:300
それはあなたのほうが正しい
正確には
>thatが障壁になって
じゃなく、thatの直接投射であるC’が障壁になるわけど(minimality barrier)
別の言い方としては、thatではSpec,CPにある中間痕跡とagreementできず、
元の痕跡を適正統率しないが、(b)のようにφであればそれができる、というのがあった

まあ、敢えてその教授の気持ちを察すると、昔、CPをS’と言ってた頃は

     S’
    /\
COMP    S

で、COMPにthatが入っていればwhoの寄っていくスロットがないというのが
頭のどっかにあったんだろう

しかし
>IPとCP2つを超えてる
といったのでは下接条件違反にはならない
英語の境界接点はIPとNPだから、IPを2つ(補文と主節)超えていると
言わないといけない
かなりのお年寄りではないかな、困った教授だw

0294名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/23(土) 23:21:300
×接点
○節点

よくある変換間違いスマソ
0295名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/24(日) 13:14:050
>別の言い方としては、thatではSpec,CPにある中間痕跡とagreementできず
 元の痕跡を適正統率しない
これは、障壁理論のところで出てきますか?
なぜかミニマリストっぽいと思ってしまった。
>補文主語位置にあるeがIPとCP2つを超えてるから
これは、もしかしたら私の聞き間違いかも知れないのですが、
教授の板書を写したノートを見ると

[CP[IP _ 

でこの下線からCP左側まで矢印が伸びてて、その矢印に×印がついてるんでやっぱり・・・?
教授は多分まだ50後半ですwけっこう人がいる授業で、授業中に質問しづらかったのですが
今度個人的に教授に突っ込んでみますw

ところで
[CP Who[C' do[IP you think[NP the rumor[CP[C' that[IP e hit Tom]]]]]]]?
だと、下接とECP両方に違反してるということですか?
0296名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/25(月) 17:59:000

>障壁理論のところで出てきますか?
Barriersではなくて、rizziかcinqueだったと思う
関係節では逆にthatがないといけないのはなぜか、ということで
the dog *(that) t loves the cat
関係節ではφだとagreementできないということだった

>この下線からCP左側まで矢印が伸びてて、その矢印に×印がついてるんで
結果的にはこのパターンの移動も排除されないといけないけど、*that-tには
該当しない

>下接とECP両方に違反してる
それが両原理の余剰性の一端で、だから両者を統一しようという提案もあった
0297名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/26(火) 23:09:160
>rizziかcinque
うーむ、まだまだ知らないのがいっぱいある・・・
修行してきます。
>結果的にはこのパターンの移動も排除されないといけないけど、*that-tには
該当しない
これはどういうことですか?
アホですいません・・・
0298名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/27(水) 12:35:500
いや、自分で言ってるようにthat-tではSpec,CPが空いているからCP,IPを同時に
超えることにはならない
しかしそこが埋まっているのに移動は自由だとしてしまうと、何かと過剰生成してしまうから
たとえばCPはphaseでそのedge=Specからは取り出せるけどその補部=IP内からは
取り出せない、とかしておいて(PIC)、CP,IPの同時越えを阻止する、など
0299名無し象は鼻がウナギだ!2009/05/28(木) 22:21:020
>そこが埋まっているのに移動は自由だとしてしまうと、何かと過剰生成してしまう
というのは、例えば、私が最初にだした

*Whoi do you think that ei hit Tom?

もCP-Specが空いてるから連続循環移動可能で文法的、という誤った結果を導き出してしまう
というようなことを指すのですか?

命題島条件ってのがよくわからないです。
複合名詞句制約やら等位構造制約やらは下接条件で統一された?んですよね?
時制文条件と、主格島条件とPICは、これもまた統一されてるんですか?
いろいろこんがらがってる
0300名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/01(月) 20:18:300
テスト
0301名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/01(月) 20:22:280
紛らわしくてすまん
上のPICは現在の Phase Impenetrability Conditionのこと

命題島条件 Propositional Island Condition はGB以前の
枠組みで、時制文条件と同じもの

時制文条件と主格島条件は束縛理論の原理Aで統一された
0302名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/03(水) 22:54:110
GBで精一杯で、ミニマリストはほとんど理解してないので誤解してました。
現在のPICをテキストで調べてみたけど、難しくて理解できない・・・
過剰生成を抑えるために、今の枠組みでは少し規則をきつくしている、
ぐらいの解釈でいいですか?
まだまだ修行が足りん。
0303名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/04(木) 00:52:310

いや、PICも基本的には昔の島の制約や障壁と同じ考え方で、
統語操作が適用できる領域を限定するもの
まあ、規則をきつくしているというより、フェーズ単位の
派生モデルに基づいて、計算効率の観点から制約の一般化を
図っているという漢字
フェーズごとに解釈系に転送されるのであれば、転送後の
フェーズ内にはアク禁となるのが当然で、そのことが結果的に
統語計算を楽にしていることになる、といった発想

障壁が、単に定義上そうなっているとしか言えないのに対し、
フェーズは上のような理由でなんとなく必然性があるように
思えたりもする、いや、ただなんとなくw
総入れ歯、先日のチョムスキーの講演で、DPもフェーズに
ならないのかと質問した院生がいて、チョムスキーもその可能性を
認めていたが、今のところあまり積極的ではないな

0304名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/04(木) 23:56:160
うーん、なんとなくだけどわかった気が。
テキストのうけうりですが、フェーズはとりあえずCPとIPですか?
DPもフェーズになる可能性は、どういう例文から言えそうですか?
聞いてばっかりですみません
0305名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/05(金) 04:27:400
ふつうはフェーズとしてはCPとv*P(つまり外項をとるvP)があげられる
IPもフェーズだと言ってるテキストなんてあるの?

もしIPもフェーズだとすると
[CP what do [IP you want t ]]
さえアウトになってしまう

DPがフェーズかもというのは、一つには、昔Specificity Conditionで扱って
いたようなケースをPICに含めることが考えられるから

Who did you see [DP pictures of t ]
*Who did you see [DP Bill’s pictures of t ]

下ではDPのedge(=Spec)が埋まっていてwhoがそこを経由できないとか
言えるなら、PIC違反だとできる

あと、チョムスキーはフェーズは「命題」に対応する範疇だと言ってるけど、
それならDPだって命題を表せるのだから、ということもある

0306名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/05(金) 07:49:510
>IPもフェーズだ
私の誤解です 他動詞句って書いてありました。
>外項を取るvP
このちっちゃいvが出てくる表記を完全に理解してないので、
また誤解してるかも知れないですが、
外項を取るということは、非能格自動詞句はフェーズにはならない?のですか?

丁寧な説明ありがとうございます
0307名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/05(金) 20:26:380
非能格は外項をとる
とらないのは非対格

他動詞 [ Subj v [ V Obj ]]
非能格 [ Subj v [ V ]]
非対格 [ v [ V Obj ]]

外項があればフェーズをなすと見れば非能格vPはフェーズ、
非対格vPは非フェーズとなるはず

たとえば非対格ではlocative inversion が可能で、非能格は不可能だと
いうのが正しいとして(実際には反例ぽいのもあるが)、これが
PICからフォローすると考えられるかも
0308クラ2009/06/07(日) 23:34:110
初めまして!!
大学で統語論の先生のゼミに所属しております、クラです。

卒論の先行研究としてPrevost&White(2000)の
Missing Surface Inflection or Impairmant in second language acquisition?
Evidence from tense and agreementを今読んでいて、
先生にレポートとしてまとめたものを提出しようと考えているのですが、
先生の説明が英語交じりのせいで用語をうまく日本語に直せず困っています。。
どなたか教えて下さるととっても助かります(><)

★unconscious knowledge=「自覚のない知識」?

★spontaneous production=「任意の生成」?
・・・L1フラ語とL1ドイツ語の大人から取られたspontaneous productionwを検証する、
という文脈で出てきました。
productionは生成と訳せばよいのでしょうか?
0309クラ2009/06/07(日) 23:35:500
★endstate grammarとは何のことなのでしょう・・?

★spell out=?

★樹形図で出てくるI(Inflection?)は何のことを言っているのでしょう?

★動詞がovertlyにraiseする  と、
 動詞がcvertlyにraiseする  が出てきたのですが、
covertlyの方がよくわかりません;
raise=「上昇する」?なんだか良い訳が思い当たりません;;


★verb second effectというのは、
動詞が文の中で前から2つ目のポジションにくる、ということですか?

★et al.は何を意味しているのでしょう?

★Optional Infinitive、Root Infinitiveとは何ですか?

★時制はunderspecifyされていない、というのは、
「まだ獲得されていない」という訳し方でいいのでしょうか?

★root VPsのように出てくるrootの意味するところが謎です;

★agreement morpology=「一致形態素」でよいのでしょうか?


たくさんあって恐縮ですが、少しでも教えて頂けるととっても嬉しいです(><)
よろしくお願いします。
0310名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/08(月) 01:12:570
>>291
>>285-287
0311名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/08(月) 13:11:540
とほほ。。。

★unconscious knowledge=「自覚のない知識」?
「無意識的知識」
母語話者の直観はだいたい自分でも意識しないもの

★spontaneous production=「任意の生成」?
「自発的産出」
自分から勝手にしゃべったりすること
産出productionと理解comprehension は運用レベル
生成 generation は運用ではなく、能力の問題

★endstate grammarとは何のことなのでしょう・・?
たぶん final state / steady state のことだろう
始発状態=UGから始まる言語獲得において、最終的に
獲得され、安定した大人の個別文法の知識(I言語)

★spell out=?
「排出」
ミニマリスト・プログラムで、派生derivationの途中で
音声情報をはぎ取って音声解釈部門へ送出すること
意味情報の送出と併せて Transfer「転送」ともいう

★樹形図で出てくるI(Inflection?)は何のことを言っているのでしょう?
「屈折辞」
時制と一致を含む機能範疇

0312名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/08(月) 13:14:520
★動詞がovertlyにraiseする  と、
 動詞がcvertlyにraiseする  が出てきたのですが、
raiseは「上昇」とか「上昇移動」でよい、単に「移動」でも分かる
covertlyにとは、その移動が音声的には反映されず、表面上は
動いていないように見える(聞こえる)ような場合
「排出」後に移動すればそうなる

★verb second effectというのは、
動詞が文の中で前から2つ目のポジションにくる、ということですか?
そう

★et al.は何を意味しているのでしょう?
辞書みれ

★Optional Infinitive、Root Infinitiveとは何ですか?
Rootとは主節を指す
主節は定時制であるのが通常だが、幼児の産出では不定詞ででたりする
それが Root Infinitive
その場合、いつも不定詞なのではなく定時制も使えるので、随意的 Optional
不定詞という


0313名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/08(月) 13:15:320
★時制はunderspecifyされていない、というのは、
「まだ獲得されていない」という訳し方でいいのでしょうか?
時制情報が定か不定か、過去か非過去か、などが十分に指定されていない
ことがunderspecified
underspecifyされていないというのなら、指定済みということだろう

★root VPsのように出てくるrootの意味するところが謎です;
上述

★agreement morpology=「一致形態素」でよいのでしょうか?
一致形態論 morphology
形態素は morphemeだが、まあ形態素でも文脈で通じる


とほほ。。。
0314クラ2009/06/08(月) 18:02:590
>名無し象は鼻がウナギだ!さん

お手数おかけしました;
ありがとうございます!!!
すごく参考になりました☆
0315名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/09(火) 23:51:090
>>307
レスが遅れてすみません。体調崩してました。

>非対格ではlocative inversionが可能
a. A loud scream came from inside the house
b. From inside the house came a loud scream Radford(2009)
c. A boy ran from the station
d.* From the station run a boy

非能格をフェーズとすると、cはもう[A boy ran from the station]で
フェーズをなしちゃってるから、内部をいじることができない、ということですか?
フェーズってミニマリストで出てきた概念ですよね?
ミニマリスト全然わかんなくてやばい・・・
0316名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/10(水) 05:13:570
例はそういうの
RadfordはそれをPICで説明してるの?

まあ、v*Pがphaseだといっただけでは、v*P内からの抜き出しは全部アウトになって、たとえば
What did you [v*P buy t ]
なんかも排除されてしまう

そこでv*Pのouter Specを経由して
What did you [ t’[ buy t ]]
なんてやるわけだが、これなんかはバリア理論でVPは障壁だけど、VP付加によってこれを
越えられるとやっていたのと結果的には同じこと

すると非能格でも同様にv*Pのouter Specを使えば抜き出しokになるはずで、
なのになぜlocative inversionはダメかという問題が逆に出てきて、面白い鴨



0317名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/10(水) 21:20:520
>RadfordはそれをPICで説明してるの?
いえ、このa,bは非対格構造の章で出てきて、locative inversionの説明に使われてました。
c,dは私が適当に作った例です。
実際は非文法的になってしまけど、
非能格がv*Pのouter Specを使ってlocative inversionできるとすれば

[A boy[ [v*P ran from the station]]]  こんな感じですか?

ここからどう移動してlocative inversionが可能になるかわかりません。
dの* From the station ran a boy の形に持ってけない・・
0318名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/11(木) 02:37:440
派生としては
[v*P a boy ran [VP V from the station ]] →
[v*P from the station [ a boy ran [VP V (from the station) ]]] →
[TP from the station T [v*P (from the station) [ a boy ran [VP V (from the station) ]]]
だね
語順的にはranをさらにどこか近くの主要部に上げてやらないと(d)にはならない
0319名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/11(木) 15:05:050
ありがとうございます!
卒論は形態論でいこうと思っていたけど、
書けるかどうかは別として、やっぱミニマリストに挑戦したくなってしまった
今の時期に悩むって時間的にかなり厳しいですが
ミニマリストはかなり難解(しかも自分の今の指導教官微妙・・・)ですが
ちょっと個人的に頑張って理解していこうと思います。
0320名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/12(金) 18:36:460
まあ、しっかりやってちょうだい
進学とか考えてるのかな
0321名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/12(金) 22:33:170
実はもうすぐ院試です。
考えると胃が痛い・・・
研究計画書書き始めなきゃ。
0322kyo-koo2009/06/17(水) 01:20:190
どなたか明日(本日)の朝8時過ぎくらいまでに、

・Although he loves marshmallows Art(人名) is not a big fan of Smores(名詞).

・His yearbook picture gives Tom the creeps.

のtreeを書いていただけませんか?(>_<)

あと、His yearbook〜の文章の訳もお願いします。。。

自分でも書いてはいるんですが、合ってる自信ないので・・・

どなたかわかる方、朝8時過ぎくらいまでにお願い致します。発表に間に合いません。。。
ご迷惑おかけして申し訳ございません。
0323名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/17(水) 03:14:210
トムは彼のイヤーブックの写真を見て気味悪がった
0324名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/17(水) 05:46:020
ポイントは上ではArt以下の主節に、althoughの副詞節が付加されているということ
下では[VP give [VP Tom V the creeps ]]みたいにVP-shellを使うこと

givesは現在時制だからむしろ「見るとぞっとする」だな

0325名無し象は鼻がウナギだ!2009/06/27(土) 07:17:040
よく嫁
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1235912485/
0326名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/06(月) 21:25:170
しょうもない質問かもしれませんが。
a student of mathという句の構造が、

         NP
               /    \
      D    N'
     |     |
            |          N'
            |       / \
     |   N   PP
     |   |  △
            a     student of math

となるのは、言われてみればわかるのですが、
0327名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/06(月) 21:29:470
※長いので二回に分けます。
           NP
              /   \
      NP     PP
     /\    /\
    D   N   P  N
    |  |   |   |
         a  student   of    math

ではなぜダメなんでしょうか。
始めの方の構造では、先にaとstudentで一つの句をつくるんじゃなくて、
student of mathで作っていますが、これはなぜですか?
とりあえずaとstudentで作って、そのあとof mathでより具体的にするっていうのはダメですか?
    
0328名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/06(月) 22:05:540
[ student of math ] で一まとまりになっていることは、たとえば
this student of math is taller than that one (*of physics)
みたいな置き換えによる構成素テストで分かる
意味を考えても、(of) mathはstudentというより、そこに含まれる
STUDY (student = STUDY+ER)の補部であって、a studentが
選択しているわけではないからね
0329名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/07(火) 08:47:130
ありがとうございます。えと、じゃあ、
a student with short hairという場合は、PPは補部でなく付加詞になりますよね?
その構造が、ある本の模範解答では
         NP
  /   \
 D      N'
 |    /  \
 |   N'     PP
 |   |   /  \
 |   N   P    NP
 |   |  |    △
  a  student  with   short hair

となっているのですが、
こうするんじゃなくて同じ文を>>327のような構造で
表すのは間違いですか?
0330名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/07(火) 10:32:330
たぶんその本にも書いてあると思うけど、その場合は
this student with short hair is taller than
a. that one (one = student with short hair)
b. that one with long hair (one = student)
と、どちらも可能
(a)から、[ student with long hair ]で構成素をなしている
ことが分かるから>>327のような構造ではない
また(b)から、[ student of math ]よりも大きな単位である
ことが分かるから、>>326とも違う
従って>>329が正しい
意味的にも、with long hairはstudent(=STUDY+ER)全体を
修飾しており、STUDYだけにかかるのではないから、of math
と同じというわけにはいかない

以上はXバー理論に基づく議論で、これを今のbare phrase structure
でやると、of math も with long hair も、最初にstudentとMerge
する要素となって区別できないのではないか、という問題が生じるが、
実はそんなことはない、という点は既出

0331名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/08(水) 06:51:130
>実はそんなことはない、という点は既出
既出とのことですがもう一度解説お願いします
03323292009/07/08(水) 09:24:320
>>331は自分じゃないです。
が自分もスレ頭から読んでみたけどわからない。
すみません、お願いします。
0333名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/08(水) 15:00:540

太郎の数学の学生
0334名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/08(水) 23:24:030
すまん、このスレではなく生成スレでの話し
上で書いたみたいにstudentが複数の主要部から構成されているようなDM流の分析をとると
[ n [ STUDY ]] (student)
[ n [ STUDY of physics ]] (student of physics)
[ n [ STUDY ] with long hair ] (student with long hair)
[ n [ STUDY of physics ] with long hair ] (student of physics with long hair)

これはもともと非対格自動詞と非能格自動詞の違いをX-barなしでも
split VPで表すことができる、ということの応用で、Heidi Harleyがどこかで
書いていた
[ v [ V DP ]] (unaccusative)
[ DP v [ V ]] (unergative)

0335名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/10(金) 02:40:390
Radford(2004)からの例ですが、↓の文
I will roll the ball down the hill
[TP I [T will [vP t [v roll [VP the ball [t [PP down the hill]]]]]]
手元にRadfordがないのですが(汗)、このような構造になっていたと思います。
このようにVPシェル構造を使ったときに内項がVPスペックに置かれているのですが、
なぜここじゃないといけないんでしょうか?動詞の補部位置じゃまずい理由があるのでしょうか?
0336名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/10(金) 05:30:370
補部においてしまうと、二項分岐構造じゃPPの出る位置がなくなる
それともPPのほうをSpecにしないのはなぜ、という意味?
それはそれで考えてみる価値があると思う
03373352009/07/10(金) 23:26:400
>それともPPのほうをSpecにしないのはなぜ、という意味?
そういう意味も含めました。考えましたがよくわからないです
上の例で言えばthe ballはrollの主語なのでVPスペックに置かれる。VPスペックはthemeが現れる位置
なのでpath?の[down the hill]は現れることができない。ってことですか
なぜVPスペックにはtheme、Vの補部はpathと決められるのですか
0338名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/11(土) 12:49:150
それは難しいな
もし決められるとすれば、強い解釈のUTAH(θ付与は常に一定の方法で
行われる)が働いているということになる
しかしThemeはSpecというのはどうだろう
目的語1つの単純な他動詞では、ThemeはV補部にこざるを得ない

また二重目的語動詞について
show each other's friends to John and Mary
みたいな逆行束縛ができることを、Takanoは
[ show [ to J&M [ V each other's friends ]]]
が元の構造だからだと説明していた
つまりThemeが主題階層的に一番下で、常にV補部に基底生成される、と

もしlocativeでも同じような束縛が可能だとすると(事実は知らない)
元は
[ roll [ PP [ V DP ]]]
で、そこから
[ roll [ DP [ PP V t ]]
になる、と主張できるかも知れない
これだとlocative inversionはむしろデフォで可能になる

また同じThemeが場合によってV-SpecだったりV補部だったりすると
いうのであれば、UTAHは弱い解釈で成り立つことになる
どこがTheme位置かは共起する他の項との相対関係が決め手、ということで


0339名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/11(土) 14:13:500
二重目的語でなく与格目的語ね、すまそ
03403352009/07/12(日) 01:44:510
UTAH忘れてました。そしてそれに強い解釈と弱い解釈があるなんて知りませんでした。

Takanoの説明だと主題項の現れる位置を統一的に扱うことができますね。ただこのように
考える根拠がわからないのですが…。すみませんが何年の論文か教えてください

UTAHの強い解釈というのはわかるんですが、弱い解釈というのがよくわかりません。
共起する他の項との相対関係によりThemeの位置が決まるというのはたとえば、
[agent, theme, location]意味選択を含む3項動詞の場合はvPスペックにagent、
Vの補部にlocation、そしてVの指定部にthemeが具現化され、[agent, theme]のような
2項動詞の場合はthemeがVの補部にて具現化されるということ。つまり3項目の
locationの有無によってthemeがどこに現れるか決まるということでしょうか

それとUTAHが出てきて一つだけ気になったのは、UTAHはD構造に関する仮説だったと思うの
ですが、D構造のないMPでもUTAHは生きているんでしょうか?

すみません何度も・・・しかも教えてくん
0341名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/12(日) 02:35:390
お前らいつまでそんな先の見えないことやってんだ?
それが万が一、解決できたところで何の意味がある?
研究ゴッコのつもりならまだいいけどな、仇鱒が言ってたように
0342名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/12(日) 10:11:000
D構造がなくなったといったって、θ解釈が項の階層関係に
基づいて行われる以上、意味とのインターフェイスにUTAH的な
解釈原理が働いているという可能性は十分あるね
Radford見ていたけど、そこにも(p.200) an analysis within
the spirit of UTAH とある(w)
強い弱いは、そういうこと
Takano (NLLT 16(1998))のようにThemeは常に最下層だとすると、
強い解釈だな
0343名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/13(月) 22:07:260
割って申し訳ないんですが、質問です。ある本に、

(1)Why did you think John had left? は、
(2)a. Why1 did you think t1 [CP John had left](ジョンは帰ったとなぜ思った)
b. Why1 did you think [CP John had left t1](ジョンがなぜ帰ったと思った)

の二通りの解釈があるが、

(3)Why did you ask whether John had left? は
(4)a.Why1 did you ask t1 [CP whether John had left]
b.* Why1 did you ask[CP John had left t1]

で、(4b)はECPに違反するので、
ジョンが帰ったかどうか、なぜ尋ねたのという解釈はOKだけど
ジョンがなぜ帰ったか尋ねたのはダメ。とありました。
わからないのは、
@(2b)は下接の条件に違反してないのか?
Aなぜ(2)のJohn had leftがCPなのか
B(4b)はどこがECPに違反してるのか。leftに語彙統率されてるからOKなのでは?

の三点です。
Bは、過去分詞になってるleftは語彙統率する能力がない、とかあるんですか?
0344名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/13(月) 23:21:310
@(2b)は下接の条件に違反してないのか?
補文Spec-CPを経由して移動するから、違反しない

Aなぜ(2)のJohn had leftがCPなのか
C-headがnullになっているだけで、構造としてはthatがある場合と同じ

B(4b)はどこがECPに違反してるのか。leftに語彙統率されてるからOKなのでは?
(4b)はwhetherが抜けているね
whyは付加詞であって項ではないから、leftに語彙統率されることがない
過去分詞だからとかは関係ないよ
付加詞のwh痕跡は先行詞統率されることでしかECPを満たせないが、
(4b)ではwhetherがあるからアウトになる
0345名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/14(火) 10:27:550
ありがとうございます
>C-headがnullになっているだけで、構造としてはthatがある場合と同じ
thinkは選択素性としてCPをとる、ってことでいいですか?

(4b)あ、whether抜かしてました・・・。
付加詞、なるほど!これですっきりしました。

また、上の質問とは関係ないんですが、VP内主語仮説のところで

a.[VP Admire himself]I think John will.
b.I think John will [VP t admire himself].

aは一見束縛条件Aに違反しているが、bのようにもともとはVP内に主語があって
主語がIP-specに移動したあとは痕跡を残す。とすれば、tがhimselfの先行詞になれるからOK、
というふうな説明があったのですが、VPも統率範疇になるのですか?
0346名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/14(火) 11:04:350
>thinkは選択素性としてCPをとる
まあそうだね
といっても
John was thought to be innocent
と言えるから、不定詞補文はIPだけど

統率範疇の定義にはいろいろあって、潜在的に束縛原理を
満たし得る最小のComplete Functional Complex (Chomsky 1986)
という立場をとれば、VPも統率範疇になる
しかしそれ以前に、そもそもbinderがなければいけないけど、
John自体はhimselfをc-commandしないから問題、と言ってるのかも知れない
しかしそれだと
Himself, I think John admires
はどうするんだってことになる
これを昔でいうreconstruction、今でいうcopy theory of movement
で扱うのであれば(a)だってそれでいいということになるから、
やはりVPを統率範疇とするのがその話しのポイントなんだと思われる

0347名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/14(火) 22:14:080
>John自体はhimselfをc-commandしない
っていうのは、aのことですか?

reconstructionの考えでも、aに問題がないことを示せるのだけど
もともとはJohnはVP内にあって、himselfを束縛するとすれば問題ない、という考えもあって
ここ(この本)ではVP内主語の話をしたいから、VPを統率範疇として説明してる、
ってことですかね。
03483352009/07/14(火) 23:21:400
返事送れてすみません
UTAHについてもう少し勉強してみます
Takamiも読んでみます。ありがとうございました
0349名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/15(水) 00:00:180
Takamiってなんだw
Takanoだ

>>347
そういうこと
ひょっとしたら Proper Binding Condition についても何か書いてないかな
つまり(a)でSpec-VPにある痕跡自体はJohnにどうやって束縛されるんだ、ってことで
どのみちreconstruction相当のことを言う必要はあるんだけどね
0350kyo-koo2009/07/15(水) 01:11:110
どなたかこの樹形図を書いていただけませんか?
Xバー理論を使って書いて、DP・CP・TPの内部構造もお願いします。。

複雑すぎてわかりません。。。明日の10時くらいまでに書いていただけると幸いです。。。

1. The very young child walked from school to the store.

2. Teenagers drive rather quickly.

3. Martha said that Bill loved his Cheerios in the morning.

4. Eloise wants you to study a new language. (toはTとします)

5. For Maurice to quarrel with Joel frightened Maggie.

6. John's drum will always bother me.

です。めんどくさくて申し訳ないですが、どなたかよろしくお願い致します。。

0351名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/15(水) 02:05:250
たしかにめんどくせー
全部じゃなくて特に分からないとこを厳選するように
0352kyo-koo2009/07/15(水) 02:22:450
特に
4. Eloise wants you to study a new language. (toはTとします)

5. For Maurice to quarrel with までと

6. will always bother me. の部分です。

4の内部構造は省略していただいても構いません。。。
0353kyo-koo2009/07/15(水) 02:32:350
それか [DP...]や[NP...]のように示していただいても構いません。
お願いし致します。。
0354名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/15(水) 08:24:180
携帯からならずれそうだけど
        TP
    /   \
 N     T'
 |   /  \
Eloise T    VP
    |   /  \
  Af3sgpr   V         TP
                  |   / \
       want   N        T'
                          |  / \
          you    T        VP
                                |  / \
              to  V         DP
                                     |   / \
               study    D       NP
                                              |   △
                    a      new language
一つだけですまん
学校に行かねば
0355名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/15(水) 10:22:170
354には悪いけどwantの補文はCPだ
... wants [CP C [TP you T=to [VP t/you [V' V=study [DP [D' D=a [NP [N' [AP A=new ] N=language ]]]]]]]]


5. [CP C=for [TP Maurice [T’T=to [VP t/Maurice [V’ V=quarrel [PP P=with Joel ]]]]]]
6. [CP C [TP [DP John’s [D’ D [NP N=drums ]]] [T’ T=will [VP Adv=always [VP t/John’s drums [V’ V=bother [DP me ]]]]]]]

(5, 6)はいわゆる心理動詞で、出題者の意図はBelletti & Rizzi の非対格分析を
答えさせようというのかも知れない
その場合は X frightens Y なら
[VP [V’ [V’ V=frightens X ] Y ]]
からXを文主語位置Spec-TPへ移動させる



03563542009/07/15(水) 14:01:360
帰ってきた
いや全然悪くないです むしろ直してくれてありがとう
>>352の4では、Cは空だけど、

        TP
    /   \
 N     T'
 |   /  \
Eloise T    VP
    |   /  \
  Af3sgpr   V           CP
                  |        / \
       want  C    TP
                            /  \
                       N          T'
                              |   /   \
               you    T        VP
                                    |    / \
                 to    V         DP
                                         |    / \
                     study    D       NP
                                                   |   △
                         a      new language

顕在的なCが存在すればCにforが入る、ということかな
さらにVP内主語仮説にのっとると>>355さんのようになり
VP-specからTP-specへ主語が移動、ってことでいいですか
0357名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/15(水) 17:19:440
そう
Eloise wants very much for you to ...

ところで
>Af3sgpr
って何?
3rd person, singularとあと?
03583542009/07/15(水) 21:37:290
すんません
Affix 三人称 単数 現在 です
0359名無し象は鼻がウナギだ!2009/07/15(水) 23:06:320
>>349
再帰代名詞は同じ節の中に先行詞を持っていなければならない、と書いてあるだけで、
束縛条件の説明も特にないです。入門書だからかな
0360名無し象は鼻がウナギだ!2009/08/03(月) 11:22:30O
初歩的な質問ですみません。
LarsonのVPシェル構造とはどういったものの事でしょうか?(例文とその構造も示して頂ければありがたいです。)
本来なら自分で論文を当たるべきだと思うのですが、先に概要を知りたいと思い、質問しました。
どうかご教示頂けると幸いです。
0361名無し象は鼻がウナギだ!2009/08/03(月) 17:56:320
このスレでも何度か出てきたように思うけど、典型的には
二重目的語動詞で
John gives Mary a book
[VP1 John V1 [VP2 Mary V2=gives a book ]]
上位のV1はD構造では中身がなく、VP1は殻として投射され、下位V2
がV1に移動してS構造になる
こういうのをVP-shellと言ったが、現在では中身なしのVなんて
ものはありえず(Xバー理論が破棄されたため)、D構造もないから
厳密にはVP-shellではなく、多層的VP構造というべきもので、
すべてのVPがこうなっていると考えられる


0362名無し象は鼻がウナギだ!2009/08/03(月) 20:24:460

[VP1 太郎 V1   [VP2 花子 osowaru 英語]]
[VP1 太郎 osiweru [VP2 花子 V2   英語]]
0363名無し象は鼻がウナギだ!2009/08/03(月) 21:20:090
>>362
いい点ついている
こうも書ける↓
[VP1 V1=わる [VP2 花子 V2=教 英語]]
[VP1 太郎 V1=える [VP2 花子 V2=教 英語]]
0364名無し象は鼻がウナギだ!2009/08/04(火) 07:43:070

[VP1 __ V1=_______ [VP2 花子 V2=学bu 英語]]
[VP1 太郎 V1=___seru [VP2 花子 V2=学ba 英語]]
[VP1 太郎 V1=学baseru [VP2 花子 V2=___ 英語]]
0365名無し象は鼻がウナギだ!2009/08/04(火) 22:56:35O
>>361-364
レスが遅くなって申し訳ありません。
三項動詞を説明する構文だと思っていたのですが、VPはこの構造を持つと考えられているのですね。
>>361さんのご説明の後に>>362-364さんの受動文/使役文例示という流れがわかりやすく、とても助かりました。
さらに自分でも調べてみます。
どうもありがとうございました。
0366名無し象は鼻がウナギだ!2009/10/05(月) 13:55:130
(1)a.Theyi heard stories about each otheri.
b.Theyi heard stories about themi.
(2)NPi AGRi heard [NP stories about NPi]

これらの例文の統率範疇を、接近可能性の概念を用いても説明できない、というのは
カッコでくくられたNPは主語を持たないので統率範疇にはなりえず
統率範疇が文全体となるので、(1b)の文法性が説明できないからですか?
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