トヨタ:燃料電池車の販価、約5万ドルに設定可能−製造費用9割低減
5月6日(ブルームバーグ)

トヨタ自動車は、燃料電池車の製造コストを2000年代半ば時点に比べて約90%削減したことを明らかにした。
また最初に投入する同車の小売価格を5万ドル(約470万円)程度に設定することが可能との見通しを示した。
  トヨタの増田義彦常務役員はインタビューで、水素を充てんする燃料電池車の最初のモデルはガソリン車と
同程度の走行距離を持つセダンになると述べた。コストはガソリン車よりも幾分高い見込みだという。

  増田常務役員は、トヨタは従来、製造コストを1台当たり最大100万ドル(約9400万円)と見積もっていたが、
それを約10分の1に引き下げたと説明。ただ発売前にはコストをさらに現在の半分程度にする必要があるとし、
製造コストが販売価格を上回る状況に陥るのは避けたいとの考えを示した。

  トヨタやホンダ、米ゼネラル・モーターズ(GM)、ドイツのダイムラー、韓国のヒュンダイモーターカンパニー
(現代自動車)はいずれも、15年ころまでに燃料電池車を発売する準備を進めている。
  増田常務役員は、投入する燃料電池車の販売目標についてはコメントを避けた。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=a7Pq45YS4HRM