ロシアと中国は問題外で、そこまで信頼できる相手でない(笑)。
それに、横倒しでロケットを発射台まで運ぶお国柄、規格
というか技術の成り立ちと方法論が全然違うから日本側と
なにもくっつかない。というか、向こうはそんならソユーズか神舟?
を買ってくれと言うだろう。カプセル型を運用している国に
「このカプセル型を打ち上げてくれ」と言うのもまたヘンな話だ。

残るは欧州だが、こちらは有人飛行をやったことがないので
単独でやるのとあまり変わらないかもしれない。射場とロケットを
借りられるとしても、結局射場は無人向けなのだから有人向け
射場などを整備するなら日本でやった方が早いかもしれない。

やっぱり種子島の射場を大幅に拡張するのが一番良さそうだが、
漁業がネックになるぐらいの状況からそこまで持っていくほどの
政治力があるのか。最大の問題は金じゃなくて政治力だな。
この点、安全保障という尻尾を握っている軍が宇宙開発に
関わっているからこそソ連も米もブルドーザー式に物事を進められたわけで、
軍事が一切関わらない「やさしい」手法では有人宇宙飛行実現に
必要な強力な政治推進力は得られないわけだ。逆説的だけど、
「ふじ」は軍事や国威発揚的なタカ派思想と無縁であることを目指そう
とすればするほど、実現が遠のくのだ。これが漏れの結論だ。