>>81
まず簡単にロマン派以降の音楽との違いをあげると
1.曲の構造が明瞭であること
2.機能和声の崩壊が無い、
3.楽曲の規模が小さい(演奏時間が短い)
だいたいこんなところだと思うがいかがでしょうか?

さて彼、大江 光の作品は無調や極端に不協和音を多用した作品は皆無と
いって良い。形式も分かりやすい三部形式や展開部の規模の小さソナチネ
などが多い。楽曲の演奏時間も長大なものが無くどんなに長くとも5分以内
で一曲がおさまってしまう。

そしてこれが何よりも決定的な点だが彼の家庭環境で間違っても、
「グレの歌」やクセナキスなんかは絶対にかからないことだ。彼等一家が
主に好むのはバッハ、ヘンデル当たりからせいぜいシューベルト当たりま
でしか聴かないだろうから。実際彼は弦楽四重奏(たったの2分ぐらいの曲
だが)を書くときにべートウ゛ェンやモーツァルトやシューベルト(ロマン派だけど)を
熱心にスコアを見ながら聴いているところを目撃されていること。