>>610
装飾音にも、親音をただ装飾するだけのものもあれば、親音を装飾するだけではない、その曲の中で重要な一定の効果を狙ったものがある。

トルコ行進曲の装飾音は太鼓の音を模した、装飾音というより、独立性の強い、クラギでいえばタバレットみたいなものだ。
ピポーの「歌と踊り」に出てくる、装飾音ではない太鼓の音と同じ効果を狙ったものだ。

アルハンブラの装飾音も、その有無や巧拙で曲の雰囲気が大きく変わるのも周知のことだ。

省略してもいい装飾音というのは、かなり時代を遡って、奏者が自由につけていたものとか、現代での奏者に任されているような場合だ。
もっとも、そうした装飾音は、「コユンババ」のように、省略というより、より多くつけ足すことのほうが多い。

君は、楽典も音楽史も勉強したことがないのだろうが、無知は恥じることではないが、無知を自慢するのはみっともない。