神格化されたいくつかの伝記は論外として、
きちんとした文献や伝記読んでいけば、割とベートーヴェンの人物像は見えてきますよ。
モーツァルト、メンデルスゾーン、ロッシーニなどは天才少年だけど、ベートーヴェンは努力の人。
だけど、ベートーヴェンは執念深くて、金に汚くて、変人で気難しいおっさん。
ベートーヴェンの散歩と言えば、様々なエピソードがある。
それと、甥のカルルが伯父の栄光の為に、一身に汚れ役を引き受けたのも大きい。

LPレコード全盛期、ベートーヴェンの運命とシューベルトの未完成は定番中の定番カップリングだったけど、最近は影が薄くなったような気がします。
日本人のクラシック音楽嗜好もかなり変化しているし、音楽のインターネット配信、iPhone時代になって変化のスピードは更に速くなっているような。

昔はドイツ3B中心に重厚な音楽がもてはやされだけど、今は癒し系というか、爽やかな曲が人気があるというか。
それでも、やはり時々重厚長大なシンフォニーが聞きたくなるし、そういう時に英雄なんか聞くとやっぱり感動するから不思議。
たまに戦前のあらえびすとか、昭和30年代の名曲案内みたいなの読み返す事があるけど、やっぱり定番の名曲は今でも名曲だと思い直します。