>>508
メロディ作りはお粗末な限りだがそれだけのものではないんだな

構成とか変奏とかそういう譜面上の技巧を忘れさせるくらいの力を書かれた音楽がもっていないのが彼の才能の限界を示しているということなんだよ
君の言うメロディがきれいとかキャッチーとかいうレベルでなくな
つまらないフレーズを独り善がりの理屈で継ぎ合わせても、でき上がった継ぎ接ぎは「だったらどうなの」という程度のものでしかない
最大の欠点は統一感に欠けていることで、肝心な形式美すら損なわれてしまっている
でき上がった音楽に力の無いのは仕方のないことだ

ハイドンの編み出したテンプレにモーツァルトやベートーヴェンが中身を盛らなかったら、そういう功績すらも歴史に残らず廃れただろう
桁違いの才能を持った後輩のおかげで彼のテンプレに命が吹き込まれ、それと共にハイドンの名は「パパ」として永く残ることになった

「元祖」として敬意に値するのは言うまでもないが、第二次ウィーン楽派のシェーンベルクと同様な人気・評価なのはその楽才からすれば仕方のないことだ
違いはシェーンベルクには彼の編み出したテンプレに命を吹き込めるだけの桁外れの後輩がいなかったことだな