>>862
開放弦Eに対して9/8倍音のA線Fisを弾くことによって、
E線の共振を起こさせるのには、かなりの音量が必要
しかし、
音色として感じられる共鳴なら、比較的容易

理由は、
ヴァイオリンの音は、非常に高次倍音が豊かな楽器だから
運弓が良いと、高次倍音が益々多くなる
http://www.sasakivn.com/werkstatt/onkyoex/michikaku2.htm
http://www.sasakivn.com/werkstatt/onkyoex/michikaku2.gif
ヴァイオリンの音は一般に、基音よりも2倍音や3倍音の方が大きい

無量塔蔵六は著書「バイオリン」の中でG線でフォルマントを調べて図を載せていた
基音よりも2・3倍音の方が大きい、との言及があったと記憶している
当時(1975年上梓)の無量塔蔵六所有マイク性能では、E線は測れなかった

可聴域外での共鳴であっても、低次の倍音に影響するし、
20KHz以上の倍音も音色に影響する
E線の音を録音し、20kHzでカットしたものと、カットしないものを聴き比べれば
容易にその違いが解る事を、確認済み

従って、同音・五度・四度・純正長短三度と比較すると、共鳴は小さいが、
9/8倍音の長二度でも、十分に音色としての共鳴は解る

ヴァイオリンの
輝かしい音=高次倍音が多い音
死んだ音・潰れた音=高次倍音があまり出ていない音
になっている、はず。