>>841
>上のFisをA線3rd positionで取れるよな
>弾いてみれば、E線と共鳴する

文献(>>774)では大全音は殆ど共鳴が感じられないとなっています。
B Major second 9/8 Resonance barely noticeable

共鳴は2本の弦の倍音の重なりによって生じます。
可聴域(<2万Hz)において倍音の重なりの数が何回生じるか計算してみます。

例えばA線とE線(完全5度)の場合
A(440Hz)の倍音は880、1320,1760、2200、2640,、3080・・・・・
E(660Hz)の倍音は1320,1980,2640,3300,,・・・
倍音の最初の重なりはAの第6倍音、Eの第4倍音の2640Hzです。
可聴域に重なりは15回ほどあります。

一方、E線とA線Fis、(大全音)の場合は
E(660Hz)の倍音は1320,1980,2640,3300,3960、4620、5280、5940、6600,・・・
Fis(742.5Hz)の倍音は1485、2227、2970、3712、4455、5197、5940、6682・・・
倍音の最初の重なりはEの第9倍音、Fisの第8倍音の5940Hzです。
可聴域に重なりはあと2回しかありません。

重なり回数が多いほど共鳴が強く起こると考えられます。
また一方の弦を強く弾き、駒を介して充分なエネルギーが与えられた場合、
他方の弦が共鳴・共振すると考えられます。

重なり回数の少ないことが大全音の共鳴し難い理由と思います。
例え機械的励起でE線が振動したとしても、第9倍音(5940Hz)の強度が
かなりのレベルでないとFisの音質・音色に寄与しないのではないでしょうか?
(高校物理程度の知識で書いていますので間違いあればご指摘を!)