ジュリーニは、そもそも権力争いと無縁だったから。
妻が一切の窓口となり、本人は音楽に専念した。

バンスタからすると、カラヤンディスという面もあって、
ベームを持ち上げた部分はあるかな。
(カラヤンなんか、ベームの足下に及ばないんだぜって)

ベームからすると、カラヤンディスのためにも、バンスタは貴重。
(バンスタは、カラヤンより、俺の方がいいって言ってるぜ)

敵の敵は味方というのが、政治的には、わかりやすい。
ただし、一切拒絶のカラヤンと違って、ベームは、バンスタの
ウィーン登壇を妨害しなかったし(あるいは支持した)、
恩義には感じていたと思う。