いたずらに劇性に走らずバランスを重視してのアプローチ。
大きな構えの中に細やかなニュアンスとルバートを多用。
天下のウィーンフィルを前に後れをとらず、しっかりと押し出しのできるたいした傑物だよ。
4番と5番の緩徐楽章の弱音の繊細な扱いから生まれる叙情と温もりが心に沁みた。
リハは1階、本チャンは2階センターに座ったけれど、聴こえ方のあまりの違いに驚いたり戸惑ったり。
大収穫の一日でした。