純正律はドーレ、ソーラは大全音で振動数比8/9、ミーファ、ラーシは小全音で10/9。
簡単にいえば第3音が低い。
和声は純正律で取るときれいだけど、旋律的な動きで純正律を使うと全音が2種類の妙な音階になる。
したがって旋律的な動きでは大全音のみで小全音のないピタゴラス音律を使う。
別な言い方をすると、旋律的な取り方だとミーファ、シードの半音が狭い。
両者が対立する場合には、和声と旋律のどちらを重視するかで音程の取り方が異なる。
ピッチを自由に取れる楽器では原則的には以上のとおり。

バッハのWohltemperierteというのは>>807さんのいうような古典調律で
ハ長調で一番きれいに響くように調律するから、遠隔調では「ヴォルフ音(きしみ)」が多かれ少なかれ出る。
>>807の違う点は、バッハの用いた「良い調律」はどんな調にも耐えられる。
バッハは平均律を弟子に全曲通しで弾いて聴かせたという逸話があり、24の調いずれでも利く調律だと
分かる。
遠隔調の場合は、むしろこの「軋み」が独特な味を出す。