ベームファンじゃなくても、1960年前後は日本のクラシックファンに
とって幸せな時期。
カラヤンはじめ、海外の名演奏家が次々に来日。
オペラではベーム率いるベルリンドイツオペラの引っ越し公演。
F・ディースカウ、E・グリュンマー、E・ケート 、W・ベリー、 E・マティス、
G・キング、K・ルートヴィヒ等の名歌手たちが聴けた。

イタリア歌劇団ではN響がオケピットに入り、二期会が合唱団で参加。
当時の若い声楽家の卵は練習からGP、本番に至るまでデル・モナコ、シミオ
ナート、テバルディ、タリヴィーニ、ゴッビ、バスティアニーニ等の
大歌手たちと付き合い、その名唱を目の当たりにしたというのは幸せなことだ。
その後の日本のオペラ界に計り知れないほどの影響を与えたと思う。