「親父の九十三年の歴史は、あまり真実を見ないできたから可能だった。
現実を直視しなかったからこそ、大阪でオーケストラをつくるなんていうこともできたし、
自分がやりたいことをただただやって、それが最後まで続いたのです。
現実主義の人間だったらできなかったと思う。
現実を避けるようにするというか、見ないようにするというか、
それをエネルギーにしてきたのです。」

朝比奈千足
「オーケストラ、それは我なり」から