【クラシックこぼれ話】
みなさんはEMIの名物ブロデューサー、ウォルター・レッグをご存知だろうか?
この比類なき名プロデューサーはワーグナーについて大きな判断ミスをしていた。

楽劇「ニーベルンクの指環」の録音について、レッグはフルトヴェングラー指揮の
「ワルキューレ」は例外として、指輪全曲については採算が取れないと考えていた。

偶然、ウィーンの酒屋でジョン・カルショウとショルティに出会ったときのこと。
レッグは彼らが「指環」の録音をしていると知り、思わずこう言ったという。
「残念ながら、そりゃ50セットも売れないんちゃうか」

その後、どうなったかは皆さんよくご存知のとおり。