でも実際、音楽は芸術でも表現でもなくなりつつある
かつて、それがそうであった時代を偲んで、モーツァルトを聴く俺がいる

ベートーヴェン以降の音楽には、すでに音楽の老いが忍び寄っている
それを聴くことは、たまらなく寂しい…
モーツァルトは、最も輝かしい、音楽の青年期そのものだ
瑞々しい感性、若々しい肉体、将来への溢れる希望、恋、絶望、悲しみ…

年をとるにつれ、モーツァルトは心に染みる…