>>496-497
もちろんご存知のこととは思うが、ヴァン・ダインの本職は美術評論家。
ハーヴァードに入学し(卒業はせず)、ミュンヘンにもパリにも(つまり、
ドイツ語圏にもフランス語圏にも、という意味)留学している。
一時はニーチェをかなり本格的に研究したりもして、『ニーチェの教え
(What Nietzsche Taught)』なんて本を書いたりもしている。

つまり、そのトスカニーニ批判は、当時のアメリカの知識層スノッブ勢力
(アメリカでは常に少数派だが)の見解を代弁しているもの。
アドルノあたりのフルヴェン擁護・トスカニーニ批判と共通するものがある。