ポリーニは、妥協しない、っていうのを勘違いしてると思います。
1フレーズ1フレーズの意味づけが全然足りない。
楽譜通り、っていうのを勘違いしてると思います。
音楽全体の解釈もですが、そこから導かれるフレーズの解釈がほとんど感じられません。
どのソナタも同じ曲に聞こえてしまう。
ワルトシュタイン・かっこう・告別のCDがあり、高い評価を受けていますが、
全部同じ解釈に聞こえてしまうのです。ベートーヴェンは中期と後期、違う音楽のはずです。

バックハウスやギレリスには、その曲ごとに解釈があります。
このフレーズはそうきたか、そこの和音はそういうバランスか、ここ遅くしたせいで全体の中でこういう効果があったんだ、
といった納得感がありますが、ポリーニにはほとんど感じられません。
二人とは比較できるレベルではないでしょう。