ベートーヴェン ピアノソナタ総合 その19
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0839名無しの笛の踊り
2010/07/16(金) 20:12:25ID:nWfe6M+F>「幻想曲風ソナタ」のタイトルの方はベートーヴェンによるものです。
>このタイトルには、それまでの古典派の様式から決別するベートーヴェンの意志が込められています。
誰がどうみても、古典そのものを追求したのが月光。
熱情が中後期の頂点なら、月光は初中期ソナタの一つの到達点。
古典派、ソナタ形式・様式を突きつめた楽曲。これ以上ない古典。
1楽章はもちろん、2楽章もロマン派のようには絶対弾いてはいけない。
2楽章は結構難しい。ここでもやはり、バックハウスとギレリスは優れている。
>per il Clavicembalo o Piano = Forte"(チェンバロかピアノフォルテのための)
〜チェンバロしか所有していない人にも楽譜を買ってもらいたい、という出版社の意向が反映されています。
ベートーヴェンは一切こんなこと考えてないと思う。
「幻想曲風」ソナタも、自分で進んでタイトルをつけたとは非常に考えにくい。
具体性が増してしまい、楽曲の絶対性・抽象性が失われることは極端に嫌がるはず。
優れた科学者の論文が、シンプルさを保って、余計な主観を排除するのと同じ。
売れるために仕方なく表題を入れたと考えるのが自然。
我々は、これらの表題を無視して解釈すべき。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています