楽器が出来なくても、音楽に関する知識が豊富な人は大勢居ると思います。
作曲者や曲、演奏家、楽器やそれに関する技法、演奏方法、音楽史等々
それはそれで素直にすごいと思いますし、そういう知識の幅や量は
曲を聴く為の助けや楽しみにも繋がると思います。

ただ、例えば料理で例えるとすると、どれだけ調理法の知識があって
包丁の持ち方や切り方を知っていても、いざ扱ってみるとなると
いきなりプロの方のように見事な包丁裁きをすることは恐らく無理でしょう。
扱ってみて初めて気付くことや分かることもあると思います。
「知識」も重要ですが「経験」もとても大切だと思います。

ある楽器を経験していて、その楽器での曲を聴くという場合には
「知識」に重ねて「経験」もあった方が、聴いた時の発見や楽しみや感動が
幾分大きなものになるのではと思います。
その差が大きいと思うか小さいと思うかは、個人個人の考えで良いと
皮肉などではなく、本当にそう思います。