絵を見て「色がきれい」としか感想が出てこない、
っていうのは、ツアー旅行で初めて美術館に行ったおばちゃんみたいなもんだ。
ピカソのゲルニカを見て、色合いが乏しい、なんて言っても仕方がない。

第一、音を聴いてどんな色を思い描くか、というのは主観の最たるものだろう。
「ムラヴィンはモノトーン」というのは、それこそ評論家の書いた文章に、
刷り込まれた思い込みじゃないのか。

私はムラヴィンの演奏に豊かな色彩を見ることができるよ。
くるみ割り人形のパドドゥ、1972年のチャイ5・・・などなど。

中には>>977が言うようなモノトーンに感じられる演奏もある。
「亡き王女のためのパヴゥーヌ」はそうだ。
しかし、それも死者を悼む音楽として捉えれば不自然じゃない。