>>694
>第4楽章ってだれが作ったんだよ?
マーラーが「作った」第4楽章の部分とは:
○四段譜(※1)に全主旋律を記入
・ただし手稿譜によっては未決定、あるいはヴァリエーションが存在する
・マーラーが×印や/線で消している小説や箇所はクックは採用せず
○「スケルツォ」との明記なし
○テンポ指定なし
・クックは「大地の歌」第1楽章冒頭部分と性質が似ているとの観点から「アレグロ・ペザンテ 速すぎずに」と指定
・部分的な発想記号などは点在する
 →“Tanz”と書かれた箇所をクックは第4交響曲のスケルツォ楽章に見立てて、6度の重音を含むソロヴァイオリンにしている(再現部分ではソロヴィオラ)
○対位旋律はほとんどなし
・主部冒頭のバスクラ、Fg、Vcのホ音から3オクターヴ上昇するアルペッジョをはじめ、クックはマーラー作品(10番、大地の歌など)から
 多数拝借しているが、和声の補充/補強のためにオーケストレーションしている箇所もある
○音量指定は、冒頭はff(※2)、途中に部分的にpからfffまで点在する
○調性指定は、ホ短調→ハ長調→ホ短調→イ長調→イ短調→イ長調→ホ短調→ロ長調→ロ短調(クックは嬰ト短調表記)→ニ短調→(第5楽章)
○部分的に楽器を指定
・コーダにおける2奏者による半音違いのティンパニの箇所はマーラーの指定
○練習番号なし:マーラーが練習番号をつけられたのは『9番』の途中まで

※1 上段からト音記号(高音域)、ト音記号、ハ音記号、ヘ音記号の音域が指定されている
※2 冒頭の4本のトランペットのホ短調和音の前にはマーラーが没にしたアウフタクト部分が存在している。
  「木管」「ff」と記入しているがマーラーは×にしているのでクックはオーケストレーションしていない。
   ただし「ff」には×がかかっていないのでクックは「冒頭部はff」との見解

結論:クック先生お疲れ様です