ラヴェルは技術的に素晴らしいとはよく言われるが、
ラヴェルの本当の良さは、アルカイックというかクールというか
そういう表情の中に、どっきっとするほどナイーブなものを潜ませている
ことであって。感動を押しつけるタイプとは正反対のシャイさや
皮肉っぽさがぴったりくる人には来て、
分からない人はとことん分からない、ということになるのだろう
私はラヴェキチだが、音楽史的には当然ドビュッシーの存在の方が
大きいことは事実だろう。でもそれが何という感じ。