魔笛では「三人の童子」は以外に重要ですね。
言ってみれば魔笛における「善」の象徴だと思いますし。

CDなどではこれに大人の女性3人を起用しているものがかなりあります。
私が持っているCDでは、クレンペラー、ベーム、ノリントン盤がそうです。
一方、スイトナー、カラヤン、エストマン盤は原作どおりボーイソプラノです。
もちろんライヴのDVDでは演出が必要なため多くはボーイソプラノを起用していますが、
ボーイソプラノのときにしばしば感じる欠点は、少年たちは声量が不足気味なことです。
映像付きならまだ良いですが、純粋に音だけを聴くCDだとやぱり物足りなさを感じます。
逆に長所は、三人の侍女との対比が非常によくなると言うことでしょうか。

したがって、声量十分に巧く歌えればボーイソプラノであるに超したことはないというのが
私の考えです。この中ではスイトナー盤が、スタジオ録音のメリットを活かしてでしょうか、
ボーイソプラノの声量も十分で技量・美しさもなかなかのものになっていると感じています。

そう言う意味でも、私もスイトナー盤をイチオシしたいと思います。