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最初の合唱だけだったらヨハネの方が上ですよね。

ところで、クレンペラーのイスラエルフィルとの70年のライブ聴いた。
これすげえ。海賊盤のため入手は困難と思われる。例のないコンビに不安を覚えつつも
レンペラー最晩年のマラ9とあって、興味は尽きない。この時期のクレンペラーは、
もはや楽器間のバランス云々より、雪崩落ちるようなドシャーとした音が多くなるが(そしてそれが癖になる)
ここではそれが大成功している。一楽章は、スタジオ盤より重く、スケールも大きく、そして最期には
確かに楽園を見る。音を聴いているというより、壮大な楽園で遊ぶようだ。
二楽章、三楽章は60年代半ばの彼を彷彿とさせるようで、重厚で一音を揺るがすことない。
終楽章は、これがあのクレンペラーか?と思わせるほど、感情移入が激しい。
そしてクライマックスの偉大さよ。そこには神の栄光が。放射する光の御筋が。
あのスタジオ盤をも超えた感動がある。