どうも混乱があるようです。

689さんが「テクニック」という言葉をどのようにお使いなのか良く分かりませんが、
たとえ基準音(自分の意識する音)の常に下にかけていると思っている人でも、
実際はそうではないのです。

基準音から始めて、まず下向きに動かしたとします。
次に、元に戻すわけですが、基準音で止まるわけでは決してありません。
指が基準音で止まっているのに、それより高い音が聞こえるなんてことはあるはずが無いですよね。
つまり波形で基準音の上下にかかっているということは、指は基準音を通り越して上まで動いているということです。
従ってビブラートをかけるとき、あらかじめ高めに取る必要は全く無いですし、またビブラートの幅を変えても音程が悪くなることは無いのです。

何故そのように言い切れるのか? とおっしゃるかもしれません。

このスレや前のスレで何度か紹介されたあのバイオリン奏者(毎週テレビに出ておられます)がCDを出しておられます。とても美しい演奏です。
その演奏を皆様お手持ちの音程解析ソフトで調べて御覧なさい。無料のソフトがたくさんあると思います。
ゆったりとした曲では、ビブラートをかける前に少しノンビブラートの部分があります。
その部分が基準音と考えてかまわないと思います。
そしてその後に続くビブラートは、そのノンビブラートの高さに対して明らかに上下にかかっているのです。
「基準になる音程から常に下にかけなさい」と指導している先生が実際の演奏では、基準になる音程に対して、上下にかけておられるのです。

皆さん、その先生のCDを購入して是非確かめてください。ネット上で試聴も出来るようですね。