>>294
283、284氏の見解を要約すると、指は下方向に動かすが、音は上下に揺れている、と。
技術的な側面から見ても、力の抜けた自然なビブラートは、下方向にかけるのが常識だ。
ビブラートは上下均等にかけるというなら、そのようなビブラートのかけ方を技術的な面から説明できなくては説得力がない。

ソリストは、ピアノやオケなどの伴奏よりも際立つ音を求められる性質上、音が上ずるのはよくあることだ。
正確なビブラートの波形を知りたいのなら、曲中の一音を云々するのでなく、
ビブラートの波形を採取するという目的をはっきりさせた上で、
まずノンビブラートで基準となる音を出し、次第にビブラートをかけていくという音源が必要だろう。
そうでない限り、演奏者がどの音程を基準音として認識して、それをどのようにビブラートさせているかは、正確にはわからない。