いま、どうなんだろう。
漏れが学生のころは、ドイツオペラが圧倒的に人気があって、イタリアオペラは
一段おちるなんて、考えられていた。ワーグナーとヴェルディを比べるなんていうこと
は普通おこなわれなかった。
しかし、近年、イタリアのバロックオペラ、そうしてロッシーニに脚光が当たって
以前のようなことはなくなった。と思うんだが。
むしろ、イタリアオペラのほうが主流になってきたように思う。
これはもちろん日本国内の話で、ヨーロッパではドイツなんかでも、圧倒的に
イタリアオペラのほうが人気があったようにおもう。
意外とフランスものも、力を増してきた。
「カルメン」をもちだすまでもなく、ドリーブの「ラクメ」なんか、以前は鐘の歌しか
知られていなかったけど、いまはちゃんとした全曲がある。これはデッセイの
出現なしではありえなかったことだ。某オーストラリアのソプラノではだめだった。
ヘンデルのオペラをイタリアオペラというのは無理があるとはおもうものの、
旋律、組み立て、どれをとってもイタリアオペラなんだなあ。
モーツァルトのイタリア語のオペラは声が文字通り楽器として機能していて、
歌の喜びが感じられないのは、ぼくだけなのか?
だけど、モーツァルトのイタリア語のオペラはドイツ語のそれとはやはり違う。
ぼくはどうしてもモーツァルトのドイツものは心から楽しめない。
いや、無駄話、すまん。