そういう、目立たない陰にひっそり咲く草花のような珍しい小品に、
かけがえない美しさがあるところに、
モーツァルトの人間的魅力がある。

それを踏まえてソナタを弾いているピアニストは、
このスレに名前の出る名手の中にも、あんがいに少ない気がする。

アンコール曲集等を聴くかぎり、
フリードリヒ・グルダはそれをやっている、
とオレは思う。