>>30
1. 暗譜している必要はないけど、完全に理解しないとならない。
拍子がとりやすい(変拍子・拍子替りが少ない)作品であれば、
指揮者が途中でわからなくなっても音楽は進行するけど、複雑な
作品になるとそうもいかなくなる。
トスカニーニが引退したのは「曲の途中でわからなくなった」から。
他方、晩年に「都合が悪くなると昇天して、また降りてくる」と
楽員から言われた日本人マエストロもいる。
指揮者が振り間違うのはよくあることで、そのためにコンマスがいる。
(指揮者が間違っても、コンマスが平然としていれば混乱は起きない。
せいぜい間違ってキューを出された/忘れられた 奏者に影響する程度。)

2. 「楽章」全曲を演奏する分には不満に思う人は少ないはず。
あらかじめ「そういうプログラムなんだから」という覚悟をして聴けば、
意外と楽しめる。
むしろ、「悲愴(チャイコフスキー)」のあとに「ダニー・ボーイ」とか、
「アンコールに曲の終わりの1分30秒」とかいう、センスのないことを
やられるほうが、よほど痛い。