>>44
う〜ん、ハフはどうかなあ。彼はもう少し軽めの曲をさらっと
エレガントに弾くのがいいけど。イベリアは軽すぎてはだめ。
スペインの情熱と熱気が近代フランスのエレガントな語法と香りとに絶妙に
ブレンドされてるのが理想。
丁度ショパンのマズルカがポーランドの田舎芝居とフランス貴族趣味との
アンビバレンツな同居の上に成り立ってるのに似ている。

アムランの全曲演奏はオペラシティで聴いた。正直ちょっとつらかった。
音の正確さからいったらあのときのアムランより岡田のほうが数段
上だったと思う。
いまだに何人かの腕自慢ピアニストが悪戦苦闘しているのをみると、
ラローチャは本当にすごいと思うよ。
オレがイベリアで今までで一番感動した演奏は、ラローチャがずいぶん
前に来日してN響と共演してファリャの「スペインの庭の夜」を演奏した
ときのアンコールで弾いたトゥリアーナだ。
テレビで何度か放映されたけど、あれほどスケールが大きく憂愁に富んだ
演奏はずっと心に残ってる。